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カンクル(Cangkul)

2016/11/5 赤桐

インドネシアのゲームです。ゲーム名は「くわで穴を掘る」という意味です。ルールはPagat.comによります。


プレイヤー

3人~5人

カード

普通のトランプを使います。 各スートのカードの強さは、強いものから次のようになります。

10

ディール

最初のディーラーは任意に決めます。次回からは時計回りに交替します。

ディーラーは各プレイヤーに7枚のカードを配ります。 残りのカードは山札となり、テーブル中央に裏向きに置かれます。

プレイ

ディーラーの左隣のプレイヤーが最初に1枚のカードを出します。 これをリードと呼びます。 そのあと時計回りに1人ずつ、リードされたカードと同じスートのカードを出していきます。 これで1つのトリックが終了します。

プレイされたカードは、裏向きに捨て札になり、もうプレイでは使いません。 トリックで最も強いカードを出したプレイヤーが、手札からリードを行い、次のトリックを始めます。

プレイヤーがリードされたスートを持っていない場合には、 山札の一番上から1枚のカードを、他のプレイヤーには見せないで、ドローします。 ドローしたカードがリードされたスートと同じであった時には、そのカードをプレイします。 そうでなければ、リードされたスートをドローするまで、山札からのドローを繰り返します。

ドローして山札がなくなってもリードされたスートがない場合や、自分の番のときに既に山札がなくてドローできないときには、パスをしてプレイしません。 パスをしたプレイヤーがいた場合に限り、プレイされたカードはすべてパスをしたプレイヤーのものになり、そのプレイヤーの手札に入ります。

2人以上のプレイヤーがパスをしたときには、プレイされたカードを、パスを最初にしたプレイヤーから順に1枚ずつ取っていきます。最初プレイされたカードからプレイの順のカードを取ります。 パスをしたプレイヤーが全員1枚ずつ取ってもプレイされたカードが余るときには、パスを最初にしたプレイヤーから、また取っていきます。

プレイの終わり

誰かの手札がなくなったら、トリックの途中でも、プレイは終了します。手札がなくなったプレイヤーの勝ちとなります。

バリエーション

1. 手札がなくなったら、そのプレイヤーはプレイから抜けるというルールもあります。最後の残ったプレイヤーが敗者になります。

2. ジョーカーを加えて53枚のカードでプレイすることもあります。ジョーカーは最も強いカードです。 ジョーカーはいつでも使えるというルールや、手札にリードされたスートがないときだけ使える(あるいは使わなければならない)というルールがあります。 ジョーカーがリードされたときは、次のプレイヤーは何を出しても良く、それがリードされたスートになります。


スペインのブッロ(Burro)

スペインのゲームで、ロバという意味です。カンクルと非常に似たゲームです。

プレイヤー

3人~8人

カード

スペインの48枚のカードを使います。 各スートのカードの強さは、強いものから次のようになります。

レイ(王)カバリョ(騎士)ソータ(従者)

普通のトランプを使うときは、レイ=カバリョ=ソータ=で良いでしょう。

ディール

最初のディーラーは任意に決めます。次回からは反時計回りに交替します。

ディーラーは各プレイヤーに5枚のカードを配ります。 残りのカードは山札となり、テーブル中央に裏向きに置かれます。

プレイ

ディーラーの右隣のプレイヤーが最初に1枚のカードを出し、カンクルと同様にプレイを行います。ただし、反時計回りです。

カンクルと違い、山札がなくなってパスをしたときに、プレイされたカードを取ることはありません。

手札がなくなったら、そのプレイヤーはプレイから抜けます。 最後の残ったプレイヤーが敗者になり、罰点を1つもらいます。

ゲーム

誰かの罰点の累計が決められた数に達したら、ゲームが終了し、そのプレイヤーがゲームの敗者になります。


ポルトガルのブッロ(Burro)

ポルトガルのゲームです。

カード

現在のポルトガルの40枚のカードを使います。 各スートのカードの強さは、強いものから次のようになります。

レイ(R)バレット(V)ダーマ(D)

普通のトランプを使うときは、レイ(王)=バレット(従者)=ダーマ(貴婦人/女王)=で良いでしょう。 (よりが弱くなります)。

ディールとプレイ

スペインのブッロと同じように行います。

ただし山札はおよそ2つに分けて、逆V字型にテーブルの上に立てて置きます。

山札を取るときはどちら側から取ってもかまいませんが、倒してしまったときは、全部を取らなければなりません。


誰かの手札がなくなってもプレイを続けるルールの時、手札をなくなったプレイヤーがトリックに勝っていたときにどうするかは、書かれていませんでした。 大貧民系のゲームに倣えば、トリックに勝ったプレイヤーから時計回り(反時計回りのゲームなら反時計回り)に最も近いプレイヤーがリードを行うことになります。 あるいは、プレイに残っているプレイヤーの中で最も強いカードを出したプレイヤーが次のリードを行うのかもしれません (プレイに残っているプレイヤー全員がパスをしていた場合にはどうなるのかという問題がありますが)。


2016年11月6日に、なかよし村でプレイしました。

ビーティングゲームの部類に入るのでしょうが、その中では比較的プレイしやすいゲームのように思われました。