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フィフティーン(Fifteen)

1999/7/3 赤桐

 Curtis Jones氏の作ったゲームです。オールファイブにクリベッジをミックスしたようなルールになっています。


プレイヤー

 2人。

カード

 普通の52枚のトランプ。

ディール

 ディーラーは各プレイヤーに7枚ずつのカードを配ります

 各プレイヤーはその中から2枚をクリブに置きます(クリブというのは、両プレイヤー共通の捨て札置き場ですが、そのカードは得点に関係します)。

 配り残りのカードの一番上のカードは表向きにされます。

 ノンディーラーはこの表向きのカードが気に入らなければ、ベッグ(I beg)といってチェンジを要求することができます。これに対してディーラーは「テイク・ワン(Take One)」といってこの要求を拒否することができます。しかしこの場合、ノンディーラーは1点得点します。ディーラーはこうしないで、表向きのカードと自分の手札のカードを交換することもできます。交換するカードは表向きのカードとは違うスートでなければなりません。

 ノンディーラーは、この代りに、自分の手札のうち4枚とクリブのカードを交換することもできます。

プレイ

 上記の2種のカードの交換のいずれかがあった場合はディーラーがリードします。それ以外の場合は、ノンディーラーがリードします。プレイのルールはコントラクトブリッジなどと同じです。切札は表向きのカードのスートです。

 プレイが終わると、ノンディーラー、ディーラーの順に得点を計算します。

切札1枚につき1点
表向きのカードと同じランクのカード1枚につき1点
それ以外のカード0点

 ディーラーはさらに、クリブのカードを上記と同じように得点します。

ゲーム

 先に15点に到達した方が勝ちます。

 プレイ終了後の得点計算は、ノンディーラーが先でありこのときノンディーラーが15点に淘汰すすればノンディーラーの勝ちになります。

 ディーラーが自分の取ったカードの点数だけでは15点に達しないで、クリブの点数を加えて15点に達した場合には、勝ちにはなりません。累計得点は14点となります。