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フィフティーンズ(Fifteens)

2012/11/3 赤桐

 古いドイツのゲームだということです。

 ルールはJeremy Harwood氏著の"How to Play the 200 Best-Ever Card Games"によります。


プレイヤー

 4人。

カード

 普通の52枚のトランプから各スートのを除いた32枚のカードを使います。

 各 スート のカードの強さの順位は(強)10(弱)です。

ディール

 最初のディーラーは任意の方法で決めます。次回からは時計回りに交替します。

 ディーラーは、ディーラーの左隣から時計回りに、各プレイヤーに1枚ずつ8枚のカードを配ります

プレイ

  トリックテイキングゲーム のプレイを行います。

 最初に リード するのは、ディーラーの左隣のプレイヤーで、自由にどのカードでもリードできます。

 それ以降は通常の トリックテイキングゲームのルールに従います。 切札 はありません。つまり次のようになります:

  1. リードされたスートのカードがあれば、そのうちの1枚を出します。なければどれでも1枚を出します。
  2. リードされたスートのうち、最も強いカードを出したプレイヤーがそのトリックを取ります(そのトリックに勝ちます)。
  3. トリックに勝ったプレイヤーが手札から1枚を出して、次のトリックのリードを行います。

 トリックに勝ったプレイヤーは、前回リードされたトリックと同じスートで、自分の持っている最も強いカードをリードしなければなりません。そのスートを持っていなければ、自分の持っているスートの中で最も後にリードされたスートをリードします。今までリードされたスートのカードを全く持っていなければ、それ以外のスートを自由に選択できます。いずれの場合も、そのスートの最も強いカードをリードしなければなりません。

 ただし、同じスートのQKを両方持っている場合は、そのことを宣言して、Qをリードすることができます。この場合、他のプレイヤーはそのスートのAを持っていれば必ずプレイしなければなりません。

得点

 次のカードを取ったプレイヤーは、次の得点になります。

A 各5点
K 各4点
Q 各3点
J 各2点
10 各1点
       

 ゲームの前に各プレイヤーは同額のポーカーチップなどを持つようにします。

 合計点が15点未満のプレイヤーは、15点から合計点を引いた額のポーカーチップをテーブルに出します。合計点が15点以上のプレイヤーは、合計点から15点を引いた額のポーカーチップをテーブルから取ります。

 ポーカーチップが余ったり足りなくなったりすることはないはずです。

ゲーム

 ゲームの終わりについて、特に決まりはありません。


 本文では、勝ったスートをリードする時だけでなく、そのスートを持っていなくて他のスートをリードする時にも、リードするスートの最も強いカードを出さ根ければならないと書きましたが、もしかしたら、そのような場合には最も強いカードでなくても良いのかもしれません。Jeremy Harwood氏の本では、そのあたりがあいまいで、他のソースを見つけることもできませんでした。


 2012年11月3日に、なかよし村でプレイしました。プレイのルールが独特で、面白いのかどうかよく分かりませんでした。