2008/10/4 赤桐
アメリカでプレイされているパーティーゲームです。ガーベッジ(Garbage)とかジャンク・ジョーカー(Junk Joker)などとも呼ばれます。
ルールはhttp://www.pagat.comによりました。
3人〜8人（もう少し多くてもプレイできます）。 5、6人がベストです。
普通の52枚のトランプを使います。6人以上の場合は2組以上を使います。
各プレイヤーは同数のポーカーチップなどを持ちます。
最初の ディーラーはどのように決めてもかまいません。ディーラーは ディールごとに左隣のプレイヤーに移ります。全員が同じ回数ディーラーになるようにします。
全員がポットに同じ数ずつチップを入れます（たとえば5チップずつ）。ディーラーは表向きにカードを1枚ずつ、5枚のカードを配ります。最も良いポーカーハンドのプレイヤーがポットのチップを全部もらいます。引き分けのときは、ポットを分けます（割り切れない分はポットに残します）。
各プレイヤーはフェイズ１の手札をそのまま持ちます。ディーラーは配り残りのデッキから1枚ずつカードをめくり、そのランクを読み上げます。「エース」「クイーン」「７」などと言うわけです。
プレイヤーは自分のカードに読み上げられたランクがあれば、その上にチップを1枚置きます。同じランクのカードが2枚以上あった場合は、それぞれに1枚ずつ置きます。同じランクが2度以上読み上げられた場合は、そのランクのカードにさらに1枚（ずつ）置きます。
最初に自分の全部のカードにチップが乗ったプレイヤーの勝ちになります。そのプレイヤーは他のプレイヤーが置いたチップを全部もらうことができます。勝者が2人以上いた場合は、チップを分けます（割り切れない分はポットに入れます）。
各プレイヤーは手札をそのまま持ちます。ディーラーは配り残りのデッキから1枚ずつカードをめくり、そのランクを読み上げます。最初にめくられたカードと同じランクのカードを持っているプレイヤーは、1チップをポットに入れます（2枚以上持っていればその枚数分ポットに入れます）。2番目にめくられたカードと同じランクのカードを持っていれば、持っている1枚につき、2チップをポットにいれます。このようにして、ポットに入れるチップの数が1枚ずつ増えていきます。10枚目のカードをめくって10枚ずつポットにいれたら前半は終了です。
後半のプレイでは、やはり1枚ずつカードがめくられますが、今度は同じランクのカードを持っていたらポットからチップをもらうことができます。最初は1チップずつですが、10枚目には10チップずつもらえます（持っている同ランクカード1枚ごとに）。
プレイが終わって、ポットにチップが残っていれば、ディーラーのものになりますが、プレイ中にチップが足りなくなったら、ディーラーが支払わなければなりません。
ディーラーのボーナスステージです。ディーラーは配り残りのデッキから１枚ずつカードをめくりながら、A、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、Ｊ、Ｑ、Ｋとランクを順番に言います。めくったカードのランクと言ったランクが一致していたらそのランクの数だけのチップを各プレイヤーからもらうことができます。たとえば、3枚目をめくったとき「３」と言いますが、めくったカードが３のランクならば、各プレイヤーから3チップずつもらえるわけです。Ａなら1枚、Ｊなら11枚、Ｑなら12枚、Ｋなら13枚もらえます。
すべてのプレイヤーがディーラーになって、プレイが終わったら、ゲーム終了です。あるいは、これを何巡か続けても構いません。
2008年10月4日、なかよし村でプレイしました。作戦を立てるのが最高に難しいゲームだと評判でした。なにしろ、100％運だけのゲームですから。こういうゲームは好みがはっきり出るようですが、好きな人たちは結構盛り上がっていました。
特にどうということのないゲームですが、パーティーなどでやるには良いのではないでしょうか。