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休閑垂釣
(xiuxian chuidiao/
シウシエンチュイディアオ/
きゅうかんすいちょう)

1997/10/17 赤桐

 中国の本にあったトランプのゲームです。どこでプレイされているかも分からず、プレイして面白いかどうかも分かりませんが、ちょっと変わっているので紹介します。


プレイヤー

 2人以上

カード

 普通の52枚のカード(ジョーカーは使いません)。

ディール

 シャッフルして時計回りに3枚ずつカードを裏向きに配り、そのあとテーブルに4枚のカードを表向きのカードを配ります。この表向きのカードが場札になります。配り残りのカードはテーブル中央に置き、山札とします。

プレイ

 プレイは、手札から何枚か(1枚〜3枚)を場に出して行われます。出したカードの点数の合計と場札の1枚の点数を合わせて14点になれば「魚を釣る」ことができます。

 この時の点数は、:1点、:13点、:12点、:11点、そのほかは数字そのままとします。

 例えば手札が10ならば、を出して場札のを釣ることも、手札から10を出して場札のを釣ることも可能です。取ったカード(出したカードと釣ったカード)は裏向きにプレイヤーのそばに置いておきます。このカードはもうプレイには使いません。

 各プレイヤーは各回、1回しか釣ることができません。釣り終わったら、まず山札からカードを何枚か取って手札を4枚にします。それから、手札から1枚を出して場札に加えます。これでそのプレイヤーの番は終わり、次のプレイヤーが同様にプレイします。

 自分の番のときに、手札に場札の1枚を加えて14点にすることができないならば、まず台札から手札に1枚取り、そのあと手札から1枚をテーブルに出して場札にします。そのあと魚を釣ることはできません。

 このように「魚つり」を行っていき、カードを全部プレイし終わると、各プレイヤーは自分の取ったカードから得点を計算します。計算の方法は、各カード1枚につき、スペードなら4点、ハートなら3点、クラブなら2点、ダイアモンドなら1点です。得点の多い人が勝者となります。


 台札がなくなった後のプレイについては何も書いてありませんでした。台札を引かなくても、プレイの最後に1枚を場に出す事になるのでしょうか。