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サンペン(Sampen)

2019/7/6 赤桐

Sid Sackson氏の著書"Card Games Around The World"に載っている中国のゲームです。 梅林勲氏の著書"アジアのカードとカードゲーム"にも記載があります。


プレイヤー

2人〜11人。

カード

普通の52枚のトランプを2組使用し、次のカードだけを抜き出す。

中国では、中国固有のカードである東莞牌などで行われているようです。

ディール

ディーラーは各プレイヤーに5枚ずつのカードを配ります。 残りのカードは山札としてテーブル中央に置きますが、 その一番上から1枚を表向きにテーブルに出します。 これが場札になります。

プレイ

プレイの順番はありません。

場札(テーブルに出されたカード)と同一(同じランク、同じスート)のカードがあるプレイヤーは、 そのカードを場札に重ねて置きます。

そのプレイヤーは手札から自由に1枚をさらに重ねて置きます。 それが新しい場札になります。

新しい場札と同一のカードを持っているプレイヤーは、同じようにプレイします。 (同じプレイヤーが続けてプレイしてもかまいません。)

こうして、誰かの手札がなくなったら、そのプレイヤーの勝ちで、プレイ終了です。

プレイできないとき

誰も同一カードを持っていない時は、山札の一番上から1枚を取って、場札とします。

改良

手札の数を次のようにしたほうが面白いというSid Sackson氏の提案です。

プレイヤー数 手札数
2-3 13
4 13
5 11
6 9
7-8 7

2019年7月6日に、なかよし村でプレイしました。

運と注意力だけのゲームですが、盛り上がりました。 中国のカードでプレイしてみたのですが、プレイはしにくかったのですが、楽しめました。