2007/4/7 赤桐
http://www.skuck.com/で紹介されている新作ゲームです。
2人。
通常の52枚のカードを使います。
各スートの強さの順位は、(強)A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2(弱)です。
カットして最も高位のカードのプレイヤーがディーラーになります。最高位が同位の場合は最高位のプレイヤーでカとのやり直しを行います。ディーラーはディールごとに時計回りに交代します。
ディーラーは図のようにテーブルに各プレイヤー分16枚ずつ32枚、手札として各プレイヤーに10枚ずつ20枚のカードを配ります(テーブルを先に配ります)。
各プレイヤーは手札と見えている場札のカードのハイカードポイントを言い合います。ハイカードポイントとはA:5点、K:4点、Q:3点、10:1点として合計したものです。
ハイカードポイントの低いほうのプレイヤーが切札を決めます(ノートランプでもかまいません)。ハイカードポイントが同じなら、2のカードが多いプレイヤーが切札を決めます。それも同じなら3のカードの多いプレイヤー…というようにしていきます。
そのあと、各プレイヤーは、そのディールで何トリック取るかを相手に見せないで紙に書いておきます。
プレイは通常のトリックテイキングゲームのルールに従って行います。つまり:
ただし、場札の一番上のカードも手札と同じように扱ってプレイします。1トリックのプレイのあとに場札の一番上に裏向きのカードがあったら、それを表にします。
クラブのジャックはそれだけで1トリックと数えます。全部で27トリックあることになります。
クラブが切り札の場合、クラブのジャックだけは切り札になりません。つまり、クラブ(切り札)がリードされたときには通常の強さになりますが、他のスートのリードのときに出しても切り札の強さにはなりません。
自分の記したトリック数と実際に取ったトリック数の差がマイナスの得点となります。
4ディールでゲーム終了になります。このとき、0点のディールが1つあればプラッジー(plussies)として1点のボーナス点があります。0点のディールが2つなら3点、3つなら6点、4つなら10点のボーナスとなります(合計で)。
こうして計算した総得点の高いほうが勝ちになります。同じなら0点のディールの多いほうが勝ちです。それも同じなら、引き分けになります。