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スラップジャック(Slapjack)

2023/8/14 赤桐

アクションを伴う子供の遊びです。主にイギリスやアメリカでプレイされているようです。


カード

52枚の普通のトランプ。

プレイヤー

2人以上。

ディール

誰がディールしてもかまいません。52枚のカードを配ってしまいます。 プレイヤーによってカードが1枚多かったり少なかったりしても問題ありません。 配られたカードは裏向きのまま、各プレイヤーの山札とします。

プレイ

時計回りに1人ずつ、山札の一番上のカードを表向きにしてテーブルの中央に出します。 出されたカードがジャックならば、どのプレイヤーでも、そのカードをスラップすることができます。 つまり、そのカードを手で叩きます。 もっとも早くスラップしたプレイヤーが、それまでにテーブルに出ていたカードを全部取り、自分の山札の下に裏向きに入れます。

ジャックではないカードを(最も早く)スラップしたプレイヤーは、自分の山札の一番上のカードを、そのときジャックではないカードをプレイしたプレイヤーに渡します。 もらったプレイヤーはそれを裏向きに自分の山札の下に入れます。

自分の山札がなくなったプレイヤーは、次のジャックがプレイされるまでプレイを続けます。 このジャックを最も早くスラップすることができたらプレイを続けますが、できなければゲームから降ります。 ジャックをスラップする前に間違ってスラップしてしまった場合もゲームから降ります。

全部のカードを自分の山札にしたプレイヤーが勝ちます。 あるいは時間をきめて、時間が来た時に最も山札の多いプレイヤーの勝ちにしてもかまいません。

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同種のゲームです。

アイリッシュ・スナップ(Irish Snap)

イギリスのゲームです。このゲームは敗者を1人だけ決めます。

最初のプレイヤーは自分の山札の一番上をテーブル中央に置き、「エース」と宣言します。 その右隣のプレイヤーから時計回りに、同様にプレイしながら、2…10、ジャック、クイーン、キング、エース、2…というように、1つずつ大きいランクを宣言し、 キングのあとはエースに戻るようにします。

プレイしたカードのランクと宣言したランクが一致した場合、全員がそのカードの上に手を置きます。 これがスナップ(Snap)です。 このとき、最後に手を置くことになったプレイヤーは、テーブルの上のカードを全部取って、自分の山札の下に裏向きに入れます。

そのあと、次のプレイヤーが「エース」と宣言してプレイを続けます。

自分の山札が1枚もなくなったプレイヤーは、プレイを終えます。 最後に山札が残っているプレイヤーが敗者になります。

なお、間違ってスナップした場合も、テーブルの上のカードをすべて取ります。