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ベリシ・ネ・ベリシ(Verish' Ne Verish')

2003/8/2 赤桐

 ロシアのゲームです。ダウトというゲームと似ていますが、違った面白さもあります。

 ルールは John McLeod氏のホームページ(http://www.pagat.com/)によりました。


人数

 2人〜6人。(もうすこし多くの人数でやることも不可能ではないようですが)

カード

 普通の52枚のカードを使用します。

 2人か3人でプレイする場合には、各スートののカードを除いた36枚のカードを使うこともあります。

ディール

 シャッフルした後、1枚のカードを裏向きのまま、脇にどけておきます。

 残りのカードは1枚ずつ全部配ってしまいます。プレイヤーによって手札が1枚多かったり少なかったりすることがありますが、かまいません。

目的

 プレイの目的は、自分の手札をできるだけ早くなくすことです。

プレイ

 最初にプレイする人は、1枚、2枚または3枚のカードを手札から裏向きに出して、ランクを宣言します(例えば「キング」と言います)。

 その後のプレイヤーは次のいずれかを行います。

 1)「信じません」と宣言して、直前にプレイされたカードを表向きにします。もし、そのカードの中の1枚でも宣言されたランクでなかった場合には、直前のプレイヤーがテーブルにある全部のカードを取って手札に入れます。カードがすべて宣言されたランクだった場合には、「信じません」と宣言したプレイヤーがテーブルにある全部のカードを取って手札に入れます。いずれにしても、このプレイのあとには、「信じません」と宣言したプレイヤーの次の順番のプレイヤーが、1枚、2枚または3枚のカードを手札から裏向きに出し、自由にランクを宣言して、プレイが続きます。

 2)「信じます」と宣言して(あるいは、何も言わないで)、1枚、2枚または3枚のカードを手札から裏向きに出し、直前のプレイヤーと同じランクを宣言します。

 テーブルのカードを取って手札に入れた場合、同じランクのカード4枚が手札にがあれば、その4枚を全員に見せたあと、まとめて捨て札することができます。4枚揃いが何組か合った場合には、その全部を捨て札することもできます。

 手札を全部プレイで使ってしまい、次のプレイヤーのプレイによってテーブルのカードを取ることもなかった場合には、そのプレイヤーはプレイから抜けます。

 1人を除いて全員の手札がなくなったらプレイ終了です。