2016/5/7赤桐
David Parlett氏の作ったゲームの1つです。"Original Card Games book"(1977)という本で発表しましたが、現在は氏のホームページにも紹介されています。
4人~5人(5人がベスト)
普通の52枚のトランプを使います。
各スートのカードの強さは、強いものから次のようになります。
A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2
5人ゲーム: 各プレイヤーに10枚ずつ配り、残り2枚は裏向きに脇に置きます。
4人ゲーム: 各プレイヤーに13枚ずつ配ります。
各プレイヤーは次のどれかをビッドします。ディーラーはこれを書き留めます。
他のプレイヤーの影響を受けないで各プレイヤーが同時にビッドするためには、ビッド用のカードを用意して、それを出すようにするのが良いでしょう。
全員が1枚のカードを裏向きにテーブルに出し、一斉に表向きにします。
各スートについて、最も強いカードを出したプレイヤーが、そのスートのカードをすべて獲得します。 1枚しか出され無かったスートについては、出したプレイヤーが、自分のカードだけを獲得することになります。
これを、手札がなくなるまで繰り返します。
本には書かれていて、ホームページには書かれていないルールです。
ミゼールのプレイヤーがAを出す時、宣言すると、最も弱いカードになるというルールです。
配り残りのカードがあるときには、ディーラーはまず1枚を表向きにします。
そのカードと同じスートのカードを最初に獲得したプレイヤーが、そのカードを得ます。(そのスートを出したプレイヤーが1人だけだった場合も、獲得します。誰もそのスートを出さなかった時は、そのカードは次回に繰り越されます。)
1枚目のカードを誰かが得たときには、2枚目のカードを表向きにします。 次回以降で、そのカードと同じスートのカードを最初に獲得したプレイヤーが、そのカードを得ます。
各プレイヤーは、獲得したカードについて、自分のビッドに従って得点します。
ゲームの終了に特に決まりはありません。最も得点の多いプレイヤーの勝ちになります。
2017年5月7日、なかよし村でプレイしました。