2018/12/1 赤桐
アメリカで最近人気の出ているドミノゲームです。 テキサスやメキシコから盛んになったようです。
ルールはPagat.comに従っておきます。
ダブル9のドミノを使います。55枚です。 あるいは、ダブル12やそれ以上のドミノを使うこともできます。
2人~6人(ダブル12のドミノを使うときは4人〜8人、ダブル15やダブル18ではもっと多人数)
全員でドミノを裏向きにシャッフルし(混ぜ)たあと、参加プレイヤー数に応じて、各プレイヤーは次の枚数のドミノを取り、 手札とします。
ダブル12のときは、4人ゲーム:18枚、5人ゲーム:14枚、6人ゲーム:12枚、7人ゲーム:10枚、8人ゲーム:9枚です。
残ったドミノはこのゲームではチキンヤードと呼ばれます。
最初のディールでは、[9-9]を配られたプレイヤーが最初のプレイを行います。 次回のディールでは、[8-8]を配られたプレイヤー、その次は[7-7]を配られたプレイヤーというようになり、 [0-0]を配られたプレイヤーからプレイすることになったら、そのディールでゲーム終了です。 つまり、10ディールでゲーム終了になります。 (ダブル12でプレイするときは[12-12]から始めて[0-0]になるまでプレイします。)
最初に出すドミノを誰も持っていなければ、各プレイヤーは1枚ずつチキンヤードからドローして(取って)手札に入れます。 そのドミノをドローしたプレイヤーが最初のプレイを行います。 ドローした中に、最初に出すべきドミノがなければ、これを繰り返します。
このようにして、タロンの枚数がプレイ人数より少なくなり、それでも誰も最初に出すドミノをドローしていない場合には、 ディールをやり直します。
最初にプレイするプレイヤーは、このダブルのドミノを最初にプレイします。
プレイは時計回りに1人ずつ行います。
各プレイヤーは最初のドミノからドミノをつないでいきます。 他のドミノゲームと同じように、ドミノの同じ目をつなぎます。
ダブルのドミノは普通のドミノとは直角に置きます。
ダブルがプレイされたら、まず、そこから3方向にドミノを接続します。 この3方向の接続をしたあとでなくては、ほかのところのドミノを接続することはできません。
最初のプレイは必ずダブルになります。そのあとのプレイヤーは、 下図のようにそれに接続する4箇所のドミノをまず接続しなければなりません。 4箇所のドミノをすべて接続した後でなければ、他のプレイはできません。
プレイできるときは、必ずプレイしなければなりません。
手札の中にプレイできるドミノが1枚もなければ、チキンヤードから1枚取ります。 それがプレイできるドミノなら、プレイを行います。 プレイできなければ、それを手札に入れてプレイ終了です。
チキンヤードのドミノがないときには、プレイできなければ、パスをします(何もしません)。
ダブルが置かれて、ダブルに接続するドミノがすべて置かれていないときは、 ダブルに接続するドミノしかプレイできないことに注意してください。
プレイして手札がなくなったプレイヤーがいたら、そこでプレイは終了になります。
また、全員がプレイできずにパスをしたときにも、プレイは終了になります。
プレイが終わると、各プレイヤーは自分の手札に残ったドミノの目を合計します。 [0-0]のドミノだけは、50点として計算します。 この点数が、各プレイヤーの罰点になります。
10ディール(ダブル12でプレイするときは13ディール)を行って、最も罰点の少ないプレイヤーの勝ちになります。
本文の(Pagat.comの)数は、Puremcoという有名なドミノの製造会社の説明書を基にしています。 ちなみに、ダブル15のときは、6人:18枚、7人:15枚、8人:14枚、9人:12枚、10人と11人:10枚、12人:9枚で、 ダブル18のときは、8人:19枚、9人:17枚、10人:15枚、11人:14枚、12人:13枚、13人:12枚、14人:11枚、15人:10枚、16人:9枚です。
Pagat.comでは、別ルールとして、ダブル9のとき、 2人:12枚、3人:11枚、4人:10枚というルールも紹介しています。
Domino Plaza(https://spaanszt.home.xs4all.nl/Domino_Plaza.html)では、 ダブル9で4人か5人のとき、7枚くらいが良いと書いています。
下図のように最初のダブルからまず6方向に接続し、すべてを接続してから伸ばしていくというルールもあります。
Domino Plazaでは、累計の点数のリミットを決めておいて、誰かがその点数に到達したら、そのディールで終了としています。
2018年12月1日、なかよし村でプレイしました。
運の要素がとても強いゲームですが、楽しく遊べました。