トップに戻る
コンストラクション(Construction) サマリ
2025/7/5 赤桐
Robert Abbott氏が作ったゲームのサマリです。詳しくは“ロバート・アボット新テーブルゲーム作品集成”(ニューゲームズオーダー社刊)をご覧ください。
人数
2人。
カード
- 普通の52枚のトランプ3組とジョーカー2枚。
- マーカー(一般人): 赤・黒各16枚以上
- 駒(コミューター/通勤者): 赤・黒各1個
準備
- ジョーカーはカード1枚分(横向き)の間隔を開けて縦向きに2枚置く
- 各プレイヤーはそれぞれのジョーカーの上に自分の駒を置く
- 他のカードは全部シャッフルして1つの山札にする
目的
自分の駒を自分のジョーカーから10カード分(以上)、カードの上を上部に移動させ、出発したジョーカーに相手より先に戻ること
プレイ
山札の一番上のカードを取って表にする(誰がとっても良い)。 そのカードが赤のカード(ダイアモンド/ハート)なら赤のプレイヤー、黒のカード(スペード/クラブ)なら黒のプレイヤーが、プレイをする。
カードがキング以外なら次のどれかのプレイを行う
- そのカードで建設を行う
- そのカードを利用して、駒を移動させる
- そのカードを利用して、マーカーを移動させる
- パスをする
カードがキングなら次のどれかのプレイを行う
- マーカーの配置と移動を行う
- パスをする
建設に使わなかったカードは、捨て札の山に表向きに置く。
山札がなくなったら、捨て札をシャッフルして使用する。
建設
- 今までのカードに接して1枚ずつ空いたところにカードをつなげる(誰が置いたカードに接してもよい)
- 縦向きのカードの上下に縦向きにカードをつなげることができる
- 縦向きのカードの横に横向きにカードをつなげることができる
- 横向きのカードには縦向きのカードをつなげることができる
- 上下左右の制限はない
駒の移動
自分の駒を隣り合ったカードに移動させることができる。ただし、
- プレイに使用したカードの点数が移動するカードの点数よりも低いときは移動できない。 カードの点数は、A:1点、2~10:その数字の点数、J,Q:10点。
- 相手の駒やマーカーのあるカードには移動できない (ただし、ジョーカーの位置かそれより下の行範囲およびジョーカーより10カード分より上つまり目的地点より上の行範囲では、これは適用されない)
マーカーの移動
自分のマーカーを隣り合ったカードを通って、1カード~3カード分移動させることができる。
ただし、通過時にも停止時にも、駒の移動と同じ制限を受ける。
マーカーの配置と移動
キングをプレイするとき、自分の色のマーカーをまず自分のジョーカーの上に置き、0カード~3カード分移動することができる。
このとき、駒の移動制限の1は適用されないが、2は適用される。
閉じ込め
- 相手の駒を4個以下のマーカーや駒を使って閉じ込めることはできない。 (建設によって脱出できるときは閉じ込められたとは見なさない。)
- それ以上の数のマーカーや駒で両プレイヤーが閉じ込められたときは引き分けとなる。
カードがなくなったとき
- 山札の中に片方の色のキング以外のカードがなくなったことに気が付いたら、山札を使い切った後、両プレイヤーは自分の色のカードを建設された道路から10枚取り、山札に加える。駒やマーカーの置かれたカードを取ることはできない。
- 2回目以降は、各プレイヤーは何枚でも取ることができる
ゲーム途中例

2025年7月5日、なかよし村でプレイしました。
小さいカードを用意したのでテーブル上で遊べましたが、普通のカードだと床の上などでプレイする必要があります。
2回ほどプレイし面白く遊べましたが、2人の技量が上がってくるともっと面白くなりそうなゲームでした。 最初は妨害の方法がよくわかりませんでしたが、わかってくると、妨害がどんどん意地悪になってきて、防御も必要になります。 ただ、キングが出ないと妨害も防御もできません。