2023/7/1 赤桐
アメリカやイギリスでプレイされているようです。ルールは主にPagat.comに拠ります。
2人~6人。
普通の52枚のトランプを使います。
カードのランクは(低)A、2、3、4、5、6、7、8、9、10、J、Q、K(高)の順です。 Aは必ず低位のカードでKとは続きません。
特定の組み合わせのカードのことです。 このゲームでは表向きにテーブルに出さないとメルドとは認められません。
プレイの目的は手札からメルドを作って、手札の点数を減らすことです。
メルドには次の2種類があります。
3枚または4枚の同じランクのカードです。 例えば、K、
K、
Kの3枚はセットになっています。
同じスートの3枚かそれ以上の続き札のことです。例えば、9、
10、
Jの3枚はランになっています。
A(エース)は2の下のカードとして、A-2-3というようにつながります。 しかし、Kの上のカードとしてQ-K-Aというようにはつながりません。
このゲームは13ディールを行いますが、最初のディールでは各スートのAがワイルドカード(代札)となります。 ワイルドカードはメルドにおいて、どのカードの代わりにでも使うことができます。
ワイルドカードのランクはディールごとに上がっていきます。 2回目のディールでは2がワイルドカードになり、13ディール目ではKがワイルドカードになります。
ワイルドカードを使うときにはどのカードの代わりにするかを宣言し、ふさわしい位置に置かなければなりません。 ただし、セットのときはスートは宣言しません。
ワイルドカードの使用枚数の制限はありません。 1つのメルドにワイルドカードを2枚以上使ってもかまいません。
最初のディーラーは任意の方法で決めます。 次回からは時計回りに交替します。
ディーラーは、ディーラーの左隣から時計回りに1枚ずつ、各プレイヤーに7枚のカードを配ります。 さらにディーラーの左隣のプレイヤーにもう1枚配ります。 残りのカードは山札としてテーブル中央に置きます。
最初にディーラーの左隣のプレイヤーがプレイし、そのあと時計回りに1人ずつプレイします。
各プレイヤーのプレイは次のように行います。
捨て札は山札の横に1つの山になるように表向きに置きます。 これを捨て札の山と呼びます。
プレイのときの一番最初のプレイヤーは8枚のカードを配られているので、ドローすることはできません。
手札でセットやランの組み合わせになっているカードをテーブルに表向きに置けば、メルドとなります。
レイオフとは、メルドになっているカードに手札から1枚以上のカードを付け加えることです。 付け加えてもセットやランの条件を満たすメルドになっていなければなりません。 セットはワイルドカードがあっても5枚以上にすることはできまん。
レイオフすることができるのは、自分で1つでもメルドを作ったプレイヤーだけです。
このゲームではメルドはすべてのプレイヤーの共通カードとなりますので、他のプレイヤーの作ったメルドにレイオフすることもできます。
手札や他のメルドから、ワイルドカードがその代わりになっている本物のカードをワイルドカードの位置に置けば、 そのワイルドカードは自由にどのカードの代わりとしても使えるようになり、どのメルドにも付けることができます。 (ただし、ワイルドカード以外のカードを別のメルドなどに移動することはできません。) また、手札に入れることもできます。
たとえば、7、
8,ワイルドカード(
9の代わり)というメルドがあれば、手札から
9を出すことができます。 この場合には、そこにあったワイルドカードは、他のカードの代わりとして自由にどのメルドにも付けることができます。手札に入れてもかまいません。
ワイルドカードと手札を交換するプレイも、1つでも自分でメルドを作ったプレイヤーだけが行えます。
メルドとレイオフとワイルドカードと手札の交換は、自分の番のときに何度でも行うことができます。
捨て札をして手札がなくなったら上り(Going Out)となりプレイ終了です。 捨て札をする前に手札が0枚になるようなプレイを行うことはできません。
山札の最後のカードをドローしたプレイヤーが上がらないで捨て札したときも、プレイ終了となります。
各プレイヤーは、手札にあるカードの合計点が得点(罰点)となります。カードの点数は次の通りです。
カード | 点数 |
---|---|
ワイルドカード | 25点 |
A | 1点 |
J、Q、K | 10点 |
2〜10 | その数字の点数 |
13ディール行って、最も得点(罰点)の少ないプレイヤーの勝ちとなります。
未プレイです。