2017/9/2 赤桐
イギリスのパブでよくプレイされているゲームのようです。 ルールはPagat.comに従いました。
通常のダブルシックスのドミノ1組を使います。
2人〜4人。4人の時には向かい合った2人がパートナーになることもできます。
2人のときには7枚ずつドミノを取ります(14枚残ります)。 3人のときには5枚ずつドミノを取ります(13枚残ります)。 4人のときにも5枚ずつドミノを取ります(8枚残ります)。
残ったドミノはボーンヤード(boneyard)と呼ばれますが、プレイには使用しません。
プレイは時計回りに行います。
最初にプレイするプレイヤーは、任意の方法で決めます。このプレイヤーは手の中のドミノをどれでも1枚出します。
ディールの最初にプレイするプレイヤーは、次回からは、時計回りの順に交代します。
時計回りの順にプレイし、普通のドミノゲームと同じように、両端の目にドミノをつなげていきます。 ダブルのドミノは縦に置きますが枝分かれはしません。 つまりドミノの並び方は一列(両方向)だけです。
プレイできるドミノがないときには、プレイヤーはパスをします。 プレイができるのにパスをすることはできません。
誰かが手のドミノをすべて出し終わったとき、チップスアウト(chips out)となりプレイが終了します。 ただし、パートナー戦では、パートナー2人のドミノがなくならなければ、チップアウトとはなりません。
プレイしている全員が続けてパスをした時も、プレイが終わります。
ドミノの列の両端の目の合計が5の倍数か3の倍数になったら、得点になります。端にダブルがあるときは、ダブルの両方の目を数えます。
5の倍数の時には合計の目の数を5で割ったものを得点します。 3の倍数の時には合計の目の数を3で割ったものを得点します。 両方の倍数の時は両方の点数を加えます。 つまり、目の合計が15の時は15/5+15/3=8点となります。
チップスアウトしたプレイヤー(チーム)は、1点を得点します。
累計点が61点ちょうどになったら、プレイ中でも、そのプレイヤー(チーム)の勝ちでゲームは終了します。
ただし、61点を超える点数になったら、その得点は無効になります。
チップスアウトの点数と最後に出したドミノによる点数は合計して同時に得点するとみなすので、 合計したもので61点を超えたら、無効になります。
R.C.Clarke氏のルールでは次のような違いがあります。
2017年9月2日、なかよし村でプレイしました。
何と言うこともないゲームですが、3か5の倍数を出すことに結構頭を使い、楽しく遊べました。