2013/12/7 赤桐
インドのパンジャブ地方、パキスタン、バングラデッシュでプレイされているゲームです。
3人〜8人。
32枚のカードを使います。カードの強さのランクは、A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2の順です。
手札をなくすこと。手札がなくなったプレイヤーは、プレイを抜けますが、 最後に手札が残っている1人が敗者となります。敗者にならないことがプレイの目的です。
最初のディーラーが誰になるかは特に決まりはありません。ディーラーは毎回時計回りなどで交替したほうが良いでしょう。
ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつ全部のカードを配ります。プレイヤーによって手札の数が1枚違ってくることがありますが、かまいません。
スペードのAを持っているプレイヤーが場にスペードのAを出します。他のプレイヤーは時計回りに1枚ずつカードを出します。このときスペードを持っているプレイヤーはスペードを出さなくてはなりませんが、持っていなければ何を出してもかまいません。これが最初のトリックになります。最初のトリックが終わると、出された全カードは裏向きに捨て札されます。最初のトリックでは順番はあまり重要ではないので、順番を守らないでプレイしても問題ありません。
2回目のトリックも最初にスペードのAを持っていたプレイヤーが最初のプレイ(リード)を行います。2回目以降では次のルールが適用されます。
手札がなくなったときに、リードされたスートの中で最も強いカードを出していなければ、そのプレイヤーはプレイから抜けます。
もしリードされたスートの中で最も強いカードを出していた場合には、つぎのようにプレイします。
トリックが始まる前に、左隣のプレイヤー(またはプレイに残っている時計回りに一番近いプレイヤー)から、そのプレイヤーのカードを全部もらって手札に入れることができます。
手札を持っていかれたプレイヤーは、プレイから抜けます。
残りのプレイヤーが2人になったあとで開始されたトリックで、1人が手札の最後の1枚をリードした場合、もう1人が同じスートを出せなかったら、リードしたほうのプレイヤーが敗者となります。(これは、相手が正しくプレイすれば勝つことができないので、時間を節約するためです。)