2003/12/6 赤桐
本当のゴルフと同じように、できるだけ点数を取らないようにするゲームです。北米や英国で広くプレイされています。Polish Polka とか Polish Poker とか呼ばれることもあります。
「4枚ゴルフ」と「6枚ゴルフ」がありますが、私の関係しているゲームサークルでは6枚ゴルフに人気があるようです。
タートル(turtle)と呼ばれることもあります。
2人以上8人くらいまでプレイできます。4人が最適です。8人以上の場合にはカードを2パック以上使うこともできます。
52枚の普通のトランプを使います。
ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつ4枚のカードを配りますが、配ったカードは2x2の長方形に裏向きに置きます(これをレイアウトのカードと呼ぶことにします)。残ったカードはテーブル中央に置き、山札(Stock)とします。山札の1番上のカードをめくり、横に表向きに置きます。これが捨て札の山の最初のカードになります。
レイアウトのカード
山札
捨て札の最初のカード
プレイが始まる前に、各プレイヤーはレイアウトのカードのうち自分に近いほうの2枚のカードだけを見ることができます(もちろん他の人には見せません)。見たら裏向きにカードを戻します。プレイが始まったらこのカードを見ることはできません。
レイアウトのカードは、プレイでそのカードを交換した後か、プレイ終了後にしか見ることはできません。
ディーラーの左隣のプレイヤーから時計回りの順に、次の1)2)3)のいずれかのプレイを行います。
取ったカードは、そのまま捨て札の山に表向きに捨ててもかまいません。そうでない場合には、自分のレイアウトのカードのいずれかと交換します。取ったカードを裏向きに交換するカードの位置に置き、そこにあったカードは表向きにして捨て札の山の上の置きます。交換前にレイアウトのカードを見ることはできません。交換後のレイアウトのカードも見ることはできません。
この場合、取ったカードをそのまま捨て札の山に捨てることはできません。必ず自分のレイアウトのカードのいずれかと交換します。交換方法は山札のカードを取った場合と同じです。
「ノックします」と宣言します。プレイの終了の宣言です。宣言したプレイヤーは何も行うことはできません。その後、他のプレイヤーが順に1回ずつプレイを行ったあと、プレイが終了します。
ノックがあってプレイが終了したら、各プレイヤーは自分のレイアウトのカードを表向きにして、そのカードの点数の合計点を数えます。これがそのディールの得点(失点)となります。
点数は次の通りです:
9ディール(9ホール)行って、最も得点の低いプレイヤーが勝者になります。
つぎのようなバリエーションがあります。
ハラキリ(Hara Kiri)と呼ばれることもあります。
2人以上。
52枚の普通のトランプを使います。2人〜4人の場合は1パック、5人〜8人では2パック、9人以上では3パック使います。
ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつ4枚のカードを配りますが、配ったカードは横3x縦2の長方形にに裏向きに置きます(これをレイアウトのカードと呼ぶことにします)。残ったカードはテーブル中央に置き、山札(Stock)とします。山札の1番上のカードをめくり、横に表向きに置きます。これが捨て札の山の最初のカードになります。
レイアウトのカード
山札
捨て札の最初のカード
プレイが始まる前に、各プレイヤーはレイアウトのカードのうち2枚のカードを表向きにします。どのカードを見るかは自由に選ぶことができますが、選ぶ前にレイアウトのカードの表をみることはできません。
裏向きのレイアウトのカード(の表の面)は、そのレイアウトの持ち主も見ることはできません。
ディーラーの左隣のプレイヤーから時計回りの順に、次の1)2)のいずれかのプレイを行います。
取ったカードは、そのまま捨て札の山に表向きに捨ててもかまいません。そうでない場合には、自分のレイアウトのカードのいずれかと交換します。取ったカードを表向きに交換するカードの位置に置き、そこにあったカードは表向きにして捨て札の山の上の置きます。レイアウトの表向きのカードを交換することも裏向きのカードを交換することもできます。裏向きのカードを交換する場合は交換前にそのカードの表を見ることはできません。
この場合、取ったカードをそのまま捨て札の山に捨てることはできません。必ず自分のレイアウトのカードのいずれかと交換します。交換方法は山札のカードを取った場合と同じです。
誰かのレイアウトのカードがすべて表向きになったら、その時点でプレイは終了します。
プレイが終了したら、各プレイヤーは自分のレイアウトのカードをすべて表向きにして、そのカードの点数の合計点を数えます。これがディールの得点(失点)となります。
点数は次の通りです:
9ディール(9ホール)行って、最も得点の低いプレイヤーが勝者になります。
つぎのようなバリエーションがあります。
6枚ゴルフと同じようにプレイしますが、レイアウトは横4x縦2となります。
カードは2パック使ったほうが良いでしょう。5人以上ならもっと使います。
クレージー・ナイン(Crazy Nines)とも呼ばれます。
6枚ゴルフと同じようにプレイしますが、レイアウトは横3x縦3となります。
カードは2パック以上使います。
同位カード2枚で0点にはなりません。縦、横、斜めのいずれかに同位カードが3枚そろったらそのカードの点数は0点になります。
2x2の形に同位札が4枚集まったらマイナス25点にすることもあります。
2のカードはマイナス2点ではなくプラス2点に数えることもあります。