1997/7/11 赤桐
Rufus Isaacs氏によって作られた簡単な推理とブラフのゲームです。
対戦相手に質問しながら、配られていないカードを当てるゲームですが、相手を惑わせるような質問ができる点と、質問したときには答えを言うことができず、次の自分の番まで待たなければならない点がポイントです。
ルールは"The Puffin Book of Indoor Games"(Andrew Pennycook氏著)によります。
2人
普通の52枚のカードから、1つのスートだけを抜き出して、13枚のカードでプレイします。
1人のプレイヤーがカードをシャッフルして1枚ずつ表向きに配り、エースを配られたプレイヤーがディーラーになります。ディーラーは毎回交代します。
カードをシャッフルしてカットしたあと、一番上のカードはテーブル中央に裏向きに置きます。
残りのカードは1枚ずつ各プレイヤーに全部配ります。各プレイヤーの手札は6枚になります。
プレイの目的は、テーブル中央に置かれたカードが何であるかを当てることです。
各プレイヤーは自分の番のとき、次のどちらかのプレイができます。
例えば、「4を持っていますか?」と聞くことです。聞かれた相手は、正直に答えなければなりません。
同じカードについて2度以上聞くことはできません。相手が聞いたカードを聞くこともできません。例えば、「7を持っていますか?」という質問があった場合、その後は、どちらのプレイヤーも7のカードについて聞くことはできません。
まだ聞かれていないならば、自分の持っているカードを相手に聞くことは可能です。たとえば、自分がJを持っているのに、「Jを持っていますか」と相手に聞いてもかまいません。
例えば、「キングです」とか言うわけです。
テーブル中央のカードを開けて、正解ならばそのプレイヤーの勝ち、間違っていれば相手のプレイヤーの勝ちとなります。