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ライアーゲーム(Liar Game)

2024/12/7 赤桐

Mark Christian Jr.氏が作ったゲームです。名前は日本の漫画「ライアーゲーム」(甲斐谷忍氏作)によるそうです。

ルールはPagat.comによります。


プレイヤー

2人以上

カード

普通の52枚のトランプににジョーカー2枚を加えた54枚を1組または2組使います。

ディール

各プレイヤーに6枚のカードを配ります。

プレイ

このゲームではプレイは全員同時に行います。

各プレイヤーは6枚の手札から3枚を「ハンド(hand)」として表向きにし、残り3枚を「ポケット(pocket)」として裏向きで置いておきます。

全員のうちで最も点数の高いハンドを出したプレイヤーだけが得点を得ます。 他のプレイヤーは0点です。

そのあと、ハンドは裏向きに回収され、各プレイヤーに配り残りのカードから3枚ずつカードを配ります。 このカードはポケットとともに手札に加わり、同様にプレイが続きます。

配るカードが足りなくなったときは、回収したカードをシャッフルして使用します。

プレイの点数

ハンドの勝ち負けを決めるとき、次の点数になります。 (このゲームでは、スートは点数やプレイに無関係です)。

  1. 基本点は:20点、:10点、その他のカードはそのカードの数字が点数です。
  2. ジョーカーはハンドにある他のカードのどれかと同じランクのカードとして扱われ、そのカードの点数になります。
  3. ハンドのうち2枚が同じランクなら、同じランクのカード2枚は点数が2倍になります。ジョーカーを含んでかまいません。
  4. ハンドの3枚が同じランクなら、すべての点数が3倍になります。ジョーカーを含んでかまいません。
  5. ジョーカー3枚のセットは、3枚として扱う。

同じ点数なら、次のようにして勝者を決めます。(先に書いているほうが優先します)。

  1. 同ランクのカードを2倍や3倍にしないようにして計算し、高いほうが勝つ。
  2. 最も高い点数のカードを比べるて高いほうが勝つ。同じなら次に高い点数を比べる。 (ジョーカーもそれが代替するカードの点数とみなします。)
  3. すべて同じなら、最高点の全員を勝者とする。

得点

基本的にハンドの勝ち負けを決めるときの点数がそのまま得点となります。

ただし、ジョーカーを使っているときは、ジョーカー1枚につき20点を減点します。 (マイナス点になることもあり得ます。)

ゲーム

誰かの得点の合計が決められた点数に達したら、そのプレイヤーの勝ちでゲームが終わります。

短いゲーム(10分ぐらい)で500点、長いゲーム(30分ぐらい)で2000点がその点数ということです。

オプショナルルール

カードを2組使っているときのオプショナルルールです。 全部または一部を使うことができます。

  1. 4枚、5枚、6枚の同じランクのカードをハンドとして表向きにすることができる。 ジョーカーを含めることはできない。 点数はカードの全点数の4倍、5倍、6倍になる。 ポケットのカードも回収し、次に6枚が配られる。
  2. ジョーカー3枚のセットは300点。 4枚なら400点(このときだけ6枚が配り直し?)。 得点でジョーカー20点を引くことはない。
  3. の3枚は90点(スートは無関係)。
  4. すべてのカードがのどれかなら、通常の点数計算をしたあと2倍の点数にする。

Pagat.comで人気ゲームとして取り上げられています。

2024年12月7日、なかよし村でプレイしました。

3人でオプショナルルールなしでプレイしたのですが、私は結構楽しめました(勝ったからかもしれませんが)。 ただ、ほとんど運だけで、大味な感じです。

4人か5人でプレイして、2パック使ってオプショナルルールを入れれば、もっと考えるところのあるゲームになるのではと思います。