2025/9/6 赤桐
アメリカのサンフランシスコ湾沿岸でプレイされているゲームです。
ルールはPagat.comに基づきます。
4人。向かい合った2人がパートナーになります。
1つの赤いスート(ダイアモンドかハート)のK以外の12枚と、1つの黒いスート(スペードかクラブ)のK以外の12枚だけを使用します。 全部で24枚です。
カードのランクは(低)A、2、3、4、5、6、7、8、9、10、J、Q(高)の順です。
誰かがカードを1枚ドローします。 このカードが、A、5、9のどれかなら、ドローしたプレイヤーがディーラーになります。 2、6、10のどれかなら、右隣のプレイヤーがディーラーになります。 3、7、Jのどれかなら、向かいのプレイヤーがディーラーになります。 4、8、Qのどれかなら、左隣のプレイヤーがディーラーになります。
ディーラーは各プレイヤーに6枚ずつのカードを配ります。
プレイのあとは、ディーラーは反時計回りに交替します。
各プレイヤーは、配られたカード全部を裏向きにテーブルの前に横に並べます。 このとき、ランクの低いカードから高いカードになるように、左から右に並べるようにします。 同じランクのカードがあれば、どれをどちらに並べるかはプレイヤーが決めることができます。 カードは、縦向きに置きます。
全員が並べ終わったら、各プレイヤーは、並べたカードのうち赤いスートのカードを、横向きにします。
※ 他のプレイヤーに情報を与えないように、全員が並べ終わってからカードの向きを変えます。
ディーラーから反時計回りの順に、次の2種類のプレイを順に行います。
手番のプレイヤーのパートナーが、自分の裏向きになっているカードの1枚を、手番のプレイヤーに見せます。 手番のプレイヤーはどれを見せてもらいたいかというようなしぐさをすることはできません。
パートナーはカードを見せないという選択をすることもできます。
見せたカードは、見せたことが分かるように位置をずらすこともできますが、これを行う場合は見せたすべてのカードについて、相手チームにもわかるように行わなければなりません。
手番のプレイヤーが相手チームの裏向きのカードの1枚を指して、そのカードのランクを言います。 これは必ず行わなければなりません。
このランクが正しければ、そのカードは表向きにされます。
正しくなければ、手番のプレイヤーは、自分の裏向きのカードの1枚を自分で選んで、表向きにします。
※ わざと正しくないランクを言ってもかまいません。
どのプレイヤーでも、いつでも、宣言を行うことができます。
宣言を行うプレイヤーは、まず自分のカードを全部表向きにします。 そのあと、パートナーを含む他のプレイヤーの裏向きのカードのランクを1つずつ宣言していきます。 どの順序でもかまいません。 合っていれば、そのカードを表向きにして宣言を続けます。
すべてのカードのランクが正しければ、宣言は成功です。 1つでも失敗なら、宣言は失敗で終わります。
こうして、どちらかのチームが1ゲーム点を得点し、プレイは終了します。
※ 宣言を行うタイミングは本当にいつでもかまいません。例えば、ゲスを行って相手が正しいかどうか言う前でもかまいません。
※ 最初に宣言すると言ったプレイヤーだけが宣言できます。そのため、誰が宣言できるかを決めるため、テーブル中央になにか掴みやすいものを置いておき、それを取ったプレイヤーが宣言できるようにしても良いかもしれません。
2025年10月4日に、なかよし村でプレイしました。
3グループに分かれてプレイしましたが、グループごとに終わり方が違っていたのが面白かったです。 あるグループでは半分くらいカードを見たときに正しく宣言する人がいましたが(私のパートナーだったYHさん)、 他のグループではほとんどのカードを見ているはずなのに宣言されないこともありました。
推理と論理を働かせれば、かなり早い段階で正解に到達するようです。
好みは分かれると思いますが、非常に興味深いゲームです。