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メキシカントレイン(Mexican Train)

2016/6/4 赤桐

アメリカで人気のあるドミノゲームです。 ルールはいろいろあるようですが、Pagat.comに従っておきます。


プレイヤー

2人~10人(おそらく4人~8人程度がベスト)

ドミノ

ダブル12のドミノを使います。91枚です。

各プレイヤーはマーカーを1枚ずつ持ちます。 別のマーカー(メキシカントレインのマーカー)も1枚必要です。 伝統的には各プレイヤーには1セント硬貨(penny)のマーカー、メキシカントレインには5セント硬貨(nickel)を使います。 販売されているメキシカントレインのセットには各色の列車型のマーカーが入っているので、それを各プレイヤーとメキシカントレインに使います。

ディール

全員でドミノを裏向きにシャッフルし(混ぜ)たあと、各プレイヤーは次の枚数のドミノを取り、手札とします。

プレイの原則

プレイは時計回りに1人ずつ行います。

各プレイヤーは中央に置かれたドミノからドミノをつないでいきます。 他のドミノゲームと同じように、ドミノの同じ目をつなぎます。

各プレイヤーは自分専用のドミノの列を持ちます。これを列車(Train)と呼びます。 列車は1つの列のドミノであり、枝分かれはしません。 ダブルのドミノも他のドミノ同様にまっすぐ置きます。 原則的には、自分の列車またはメキシカントレインと呼ばれる特別列車にしかドミノをつなぐことができません。 手札の中にプレイできるドミノがあれば、必ずプレイしなければなりません。 もちろん、プレイできるドミノやプレイできる場所が複数あれば、どれにしてもかまいません。

なお、ドミノは1直線に伸ばすとスペースが足りなくなることが多いので、 適当に曲げながらつなぎます。 枝分かれしない1つの列であればかまいません。

最初にプレイするプレイヤー

最初のディールでは、12-12を配られたプレイヤーが、そのドミノを出して、最初のプレイを行います。 次回のディールでは、11-11を配られたプレイヤー、その次は10-10を配られたプレイヤーというようになり、 0-0を配られたプレイヤーからプレイすることになったら、そのディールでゲーム終了です。 つまり、13ディールでゲーム終了になります。

最初に出すドミノを誰も持っていなければ、各プレイヤーは1枚ずつタロンからドローして(取って)手札に入れます。 そのドミノをドローしたプレイヤーが最初のプレイを行います。 ドローした中に、最初に出すべきドミノがなければ、これを繰り返します。

このようにして、タロンの枚数がプレイ人数より少なくなり、それでも誰も最初に出すドミノをドローしていない場合には、 ディールをやり直します。

最初のプレイ

各ディールで各プレイヤー最初のプレイは、その後のプレイとは規則が違います。

各プレイヤーはまず中央のドミノの目と同じ目を持つドミノを出して、中央のドミノにつなぎます。 一番最初のプレイヤーは中央のドミノを出した直後に、これを行います。 (写真では、このゲームのセットとして販売されているものに含まれるプラスチックの枠から出発していますが、 この枠はなくてかまいません。)

そのあと、自分の出したドミノにつなぐことができるドミノがあれば、それを出してつなぎます(出さなければなりません)。 出すことのできるドミノがある限り、これを続けて、自分の番を終えます。

中央のドミノにつなぐことができるドミノを持っていなければ、 パスをして、自分の列車の開始場所にマーカーを置いて、最初のプレイを終了します。 (写真では赤い列車のマーカーを置いています。)

最初のプレイでは2回目からのプレイと違って、タロンからのドローは行いません。 (中央のドミノを出したプレイヤーでも、それにつなぐことができなければマーカーを置きます)。

最初のプレイで全部の手札を使い切ったプレイヤーがいたら、全員が最初のプレイを行った後、プレイは終了します。

2回目からのプレイ

2回目からのプレイでは、プレイの規則が変わり、各プレイヤーは1枚しかドミノをプレイできません (後で述べるように、ダブルのドミノを出した場合は違います)。

なお、全員が最初のプレイを終えたとき、ダブルのドミノが誰かの列車の先端にあった時には、 後で述べる「ダブルのサティスファイ」の規則に従うので、通常の2回目からのプレイの規則とは一時的に異なることになります。

2回目からのプレイで、ドミノをプレイしてつなぐことができる場所は次のどれかです。

  1. 自分の列車の先端
  2. マーカーが置かれている他のプレイヤーの列車の先端
  3. メキシカントレイン(Mexican Train/Caboose)の先端

メキシカントレインは、誰でも中央のドミノにつなげて作ることのできる列車です。 1つだけ作ることができます。 前記のように、誰でもつなぐことができます。 この列車を区別するため、他のマーカーとは違うマーカーを列車に置きます。 (写真では白い列車のマーカーを置いています。)

プレイできるドミノが手札にない場合、タロンから1枚ドローします。 ドローしたドミノがプレイできれば、プレイしなければなりません。 プレイできなければパスを宣言して自分の番を終えます。 タロンが1枚もなければ、単にパスを宣言します。 パスを宣言した時には、マーカーを自分の列車に置きます(既に置いていなければ)。 なお、マーカーはドミノの列の先端付近に置きますが、最後につなぐべき目が見えるような位置に置きます。

マーカーは、自分の列車に自分でドミノを置いたときにだけ取り除くことができます。

ダブルのプレイ

2回目からのプレイでは、ダブルのドミノをプレイしたプレイヤーは、ドミノをもう1枚プレイしなければなりません。 そのドミノがまたダブルだった時には、さらにもう1枚プレイします (もう2枚というように増えるわけではありません)。

このようにダブルに続けてプレイするドミノは、通常の2回目からのプレイのルールに従えば、どこに出してもかまいません。

もう1枚のドミノが出せなければ、通常通り、(タロンがあれば)タロンからドローし、プレイできなければパスをしてマーカーを置きます。

ダブルのサティスファイ

2回目からのプレイでは、ダブルがプレイされてそれがつなげられていない場合、つまり誰かの列車の先端がダブルである場合には、 とのプレイヤーも、次の規則でプレイしなければなりません。これをダブルのサティスファイ(Satisfy)と呼びます。 最初のプレイが終了したときに誰かの列車の先端にダブルがあったときにもこの状態になります。

  1. どのプレイヤーの列車であっても、先端のダブルにつながなければなりません。
  2. 他に通常プレイできるところがあっても、そこにプレイすることはできません。
  3. 2カ所以上先端のダブルがあれば、そのうちのどこにつないでもかまいません。
  4. プレイできるドミノがなければ、(タロンがあれば)タロンから1枚ドローし、プレイします。
  5. プレイできなければ、パスをしますが、このとき自分の列車にマーカーを置きます。

プレイの終了

プレイして手札がなくなったプレイヤーがいたら、そこでプレイは終了になります。 ダブルをプレイして終了してもかまいません(手札がなければ、もう1枚出す必要はありません)。

ただし、前記のように、最初のプレイで手札がなくなったら、全員が最初のプレイを終わってから終了になります。

また、全員がパスをしたときにも、プレイは終了になります。

得点

プレイが終わると、各プレイヤーは自分の手札に残ったドミノの目を合計します。 この点数が、各プレイヤーの罰点になります。

ゲームの終了

13ディール行って、最も罰点の少ないプレイヤーの勝ちになります。


注1

ダブル12でプレイする他に、他の種類のドミノでプレイすることもできます。 英語版Wikipediaによれば、プレイ人数により次のようなドミノを使うのが良いとのことです。

注2

プレイのとき、ダブルは今までのドミノから垂直に置くという流儀もあります。

注3

Domino Plaza(https://spaanszt.home.xs4all.nl/Domino_Plaza.html)のルールでは、サティスファイのルールはバリエーションとして紹介されています。

注4

12-12などを持っているプレイヤーからプレイを始めるほかに次のような方法もあるようです。

  1. シャッフルの前に、そのディールで最初に出す12-12などのドミノを中央に置き、それからシャッフルとディールを行う。 最初にプレイするプレイヤーは時計回りに順番に行う。
  2. 最初にプレイするプレイヤーは時計回りに順番に交代する。そのプレイヤーが持っている最も大きい目のダブルを中央に置く。 ダブルを持っていなければ、左隣のプレイヤーがそれを行う。
  3. 全プレイヤーの手札の中で最も大きいダブルを持っているプレイヤーがそれ出して、プレイを始める。

2016年6月4日、なかよし村でプレイしました。

人気があるようなので期待していたのですが、正直言ってそれほどでもなく、やや大味なゲームでした。

ただ、大人数でわいわい楽しめるという点では、貴重なゲームかもしれません。