2024/5/11 赤桐
ハンガリーのゲームです。 1937年に発表されたこのゲームに関する記事によると、古いハンガリーの家父長制的な地域で土地所有貴族や司法制度の高官が主にプレイしていたということです。
ルールはPagat.comによります。
4人
32枚の固有のトランプを使います。
スートはどんぐり(makk)、葉っぱ(zöld)、ハート(piros)、ひょうたん(tök)です。
各スートのカードは、強いものから順に、次のようになります。
10、9、A:エース (ász)、K:キング(király) 、O:オーバー=上士官=クイーン(felső)、U:ウンター=下士官=ジャック(alsó) 、8、7
A、K、O、Uは絵札(figurák)と呼ばれます。
カードには点数のあるものがあり、次のようになります。
最初のディーラーは任意に決めます。 次回からはディールごとに反時計回りに交替します。
ディーラーは、右隣から始めて反時計回りに、4枚ずつまとめて2回配ります。 各プレイヤーの手札は8枚になります。
ディーラーの右隣のプレイヤーが最初のリードを行い、反時計回りに、トリックテイキングゲームのプレイを行います。 切札はありません。
プレイが終わると各プレイヤーは取ったカードの点数を合計します。
合計点が3点未満のプレイヤー(0点/1点/2点のプレイヤー)は、ムーラ(罰点)をもらいます。 取ったトリック1トリックごとに1点のムーラになります。 ただし、1トリックも取らなかったプレイヤーは、1/9(9分の1)点のムーラになります。
現地では次のような記号を使って各ディールの点数をつけます。
ムーラ | 記号 |
---|---|
1/9ムーラ | |
1ムーラ | |
2ムーラ | |
3ムーラ | |
4ムーラ |
ゲームの終わり方に特に決まりはありません。 ディール数や時間で決めておくことができます。
賭けている場合は、ゲームが終わると、各プレイヤーは他の各プレイヤーとの間で2人のムーラの差の分を精算します。
2024年5月11