トップに戻る

プリミエラ(Primiera/Primero/Prime)

2026/2/10 赤桐

16世紀ごろイタリアで発祥し、イギリスを含むヨーロッパ中でプレイされました(スペイン起源という説もあります)。 現在でも、イタリア中部でGoffoやBambara などという名前でプレイされています。

プレイされた歴史も地域も大きいため、ルールは多岐にわたりますが、以下はDavid Parlett氏の記述したイタリアのルールです。


人数

4人~8人

カード

イタリアン・パックの40枚のカードを使います。普通のトランプを使うときは各スートの10を抜きます。

強さ

手札は4枚です。カードには強いものから順に、次の役があります。

  1. フルッソ(Flusso): すべて同じスートです。
  2. 55: 同じスートのです。もう1枚は何でもかまいません。
  3. プリミエラ(Premiera): すべて別のスートです。

また、カードには次の点数があります。

カード J,Q,K
点数 21 18 16 15 14 13 12 各10

はイタリアン・パックでは(ファンテ)、(カバロ)、(レ)です。

プレイ

各プレイヤーが同じ額をポットに入れたあと、4枚のカードが配られます。 誰かが上記1~3の役があれば、それを宣言してショーダウンになります(全員が手札を見せます)。 同じ役ならば、手の4枚の合計点数が多いほうが勝ちます。 勝ったプレイヤーがポットを全部取って、プレイ終了です。 最も強いハンドが2人以上同じ強さならば、誰もポットを取らずにプレイ終了し、ポットは次回に持ち越されます。

誰も役を宣言しなければ、ディーラーの右隣から反時計回りの順に、各プレイヤーは1枚以上捨て札を行い、配り残りのカードから裏向きにその枚数を配ってもらいます。 そのあとショーダウンを行い、上記と同じ方法で勝者を決めます。

もし誰も役がなければ、各プレイヤーは手札の各スートについてカードの点数を合計します。 最も点数の高いスートの点数がそのプレイヤーの点数になります。 この点数が最も高いプレイヤーが勝ちとなり、ポットを取ります。 引き分けなら、やはりポットは次回に持ち越されます。