2021/10/18 赤桐
Robin Tailer氏が作ったトリックテイキングゲームです。 ルールはPagat.comによります。
2人〜4人。2人がベスト。4人のときはパートナー戦も可能。
通常の52枚のカードから各スートの10、J、Qを除いた40枚のカードを使います。 オプションで、ジョーカー2枚を加えます。
各スートのカードのランクは強いものから順に、K、9、8、7、6、5、4、3、2、Aです。 ジョーカーを加えたときは、常に最も強くなります。
最初のディーラーは任意の方法で決めます。 次回からは、ディーラーは時計回りに交代します。
ディーラーは、9枚のカードを各プレイヤーに配ります。
そのあと、残りのカードの束をひっくり返して一番上のカードが見えるようにします。これが切札候補カードとなります。
まず、ディーラーが切札候補カードのスートを切札にするかどうかを決めます。 切札に決めたら、そのカードを取って、代わりに手札から1枚を裏向きに捨て札します。 これで切札決めは終了です。
ディーラーがこのようにしなかったときは、時計回りに各プレイヤーが同じことを行い、誰かが切札を決めたら、それで切札決めは終了します。
もし誰も切札を決めなかったら、ディーラーが自由に切札のスートを宣言します。交換はありません。
ジョーカーを加えたときは、ジョーカーは切札のスートに属し、最も強い切札となります。 切札候補カードがジョーカーだったときは、ディーラーが自由に切札のスートを決めます。交換はありません。
ディーラーが最初のリードを行い、トリックテイキングのプレイを行います。 プレイは時計回りです。
フォローの規則は次のようになります。
切札がプレイされたときは、最も強い切札が勝ちます。 そうでないときは、リードされたスートのなかで、最も強いカードが勝ちます。 ジョーカーが2枚プレイされたときは、最初にプレイされたジョーカーが勝ちます。
リードを行ったプレイヤー以外のプレイヤーがトリックに勝った時に限り、 次のどちらかの変更あるいは両方の変更を行うことができます。 まったく変更をしなくてもかまいません。
プレイが終わって、最も多くトリック数を取っているプレイヤーが、そのプレイヤーが取ったトリック数だけ得点します。 例えば、6トリック取ったら、6点の得点です。
3人以上でプレイするときには、最高トリック数が同じプレイヤーは全員そのトリック数を得点します。 2人プレイのときはどちらも得点しません。
全トリック取った時は、10点でなく、20点を得点します。
累計点が50点に最初に達したプレイヤーが勝者になります。 2人以上が50点以上になったら、累計点の多いほうが勝ちます。 同点なら、さらに1ディールのプレイを行います。
通常のトランプから除かれた各スートの10、J、Qは得点記録に使われるということで、 その方法もPagat.comには書かれているのですが、理解できなかったので、記しませんでした。
同じトリックでジョーカーが2枚出たときにどちらが強いかは、Pagat.comには書かれていませんでした。 とりあえず、先に出したほうが強いとしておきましたが、逆のほうが面白いかもしれません。
まだプレイしていないので、説明が不十分なところなどがあるかもしれません。 何かあれば、お問い合わせください。