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コール・ブリッジ(Call Bridge)

2013/12/7 赤桐

 バングラディッシュでプレイされているゲームです。米国のスペードと似ています。 ルールはJohn McLeod氏のホームページ(http://www.pagat.com/)によります。


人数

 普通は4人。

カード

 通常の52枚のカード。各スートにおけるカードの強さは、強いものから順に、10です。

ディール

 最初のディーラー任意の方法で選びます。次回からは、ディーラーは反時計回りに交代します。

 カードは1枚ずつ、各プレイヤーの手札が13枚になるように配ります。

ビッド

 ディーラーの右隣のプレイヤーから反時計回りの順に、すべてのプレイヤーがビッドを行います。ビッドでは自分の取るべきトリック数を宣言します。

 最低のビッドは「2」で、最高は「12」です。

プレイ

 最初のリードはディーラーの右隣のプレイヤーが行います。プレイは反時計回りです。

 スペードが常に切札になり、トリックテイキングゲームのルールに従います。

 切札以外がリードされたときは、フォロー の規則は次のようになります。

  1. リードされたスートのカードがあれば、そのスートを出さなければなりません。そのスートのどのカードを出してもかまいません。
  2. リードされたスートのカードのスートがなければ、切札を出さなければなりません。ただし、既に切札が出されていて、それに勝てる切札がなければ、どのカードを出してもかまいません(切札以外でもかまいません)。勝てる切札があれば、勝てる切札を出す必要があります。
  3. リードされたスートも切札もなければ、どのカードを出してもかまいません。

 切札がリードされたときは、フォローの規則は次のようになります。

  1. 切札があれば、切札を出さなければなりません。このとき、どの切札を出してもかまいません(今までのカードに勝つように出す必要はありません。)
  2. 切札がなければ、どのカードを出してもかまいません。

 切札が出ていない場合は、リードされたスートの最も強いカードを出したプレイヤーが勝ちます(トリックを取ります)。切札が出ている場合は、最も強い切札を出したプレイヤーが勝ちます。勝ったプレイヤーが次のリードを行ないます。リードするカードは、どれでもかまいません。

得点

 プレイヤーが、ビッドしたトリック数と同じか、それより1つ多いトリック数を取った場合には、ビッドした点数を得点します。ただし、「8」以上をビッドしたときは、13点を得点します。

 もし、ビッドしたトリック数と同じかそれより1つ多いトリック数でなかったときは、ビッドした点数がマイナス点となります(「8」以上をビッドしたときでも)。

ゲーム

 決まったゲームの終了条件はありません。