2011/8/6 赤桐
David Parlett氏の作ったゲームです。Collusionというのは、共謀とか談合とかいう意味です。以前はカフーツ(Cahoots)という名前でしたが、作者により変更されました。ルールは氏の"The Penguin Book of Card Games", 2008などによりました。
4人。
通常の52枚のトランプを使います。ジョーカーは使いません。
各スートのカードの強さは、A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2となります。
最初のディーラーは任意の方法で決めます。次回からは、ディーラーは時計回りに交代します。
ディーラーは、各プレイヤーに1枚ずつ13枚のカードを配ります。
ディールが終わると、ディーラーの左隣のプレイヤーが最初のリードを行い、時計回りの順にプレイを行います。
通常のトリックテイキングゲームのルールに従ってプレイします。切札はありません。つまり:
各プレイヤーは次のように得点を得ます。
累計点が100点以上になったプレイヤーが1位となり、ゲーム終了します。ただし、ボーナスを得ないで、トリックの点数だけで100点以上になる場合には、今までの累計点にトリックの点数を足す代わりにトリックの点数を引かなければなりません。
2人のプレイヤーが同じトリック数を取った結果、その2人が100点以上になった場合には、累計点の高い方が1位です。同じなら、どちらも1位になります。
2人のプレイヤーが同じトリック数を取った結果、そのうち1人が100点以上になった場合には、もう1人の累計点は100点となり、2位となります。
プレイの途中で、「私は4トリックとるつもりです」とか、「私は多分これ以上トリックは取りません」とか言ったり、他のプレイヤーに何をリードしてほしいか、何をリードしてほしくないかなどを聞くことができます。
自分の手札を見せたり、手札の中身について話すことはできませんが、それ以外なら何でも話せます。
ただし、何を話してもプレイはそれに拘束されません。
なかよし村で2011年8月6日にプレイしました。
1つのテーブルでは活発に話をしていて同じトリック数になることも多かったようですが、私のテーブルではあまり同じトリック数にならなかったため、低いトリック数で点数を取るのを狙うゲームのようになっていました。
いろいろ作戦を考えることのできるゲームでした。
なお、なかよし村で2002年11月2日にもプレイしていました。このときはカフーツ(Cahoots)という名前でしたが、作者が名前をその後変えただけで、全く同じゲームでした。