1999/4/3 赤桐
(2000/6/29修正)
クリベッジに似た19世紀のゲームです。
ルールはDavid Parlett氏の"A Dictionary of Card Games"によります。
下記はクリベッジの知識を前提に書いていますので、まずクリベッジのルールを読んでください。
2人
52枚の普通のトランプを使います。ランクはA、2、3...J、Q、K。カードの点数は数札はそのままの点数。絵札は10点。Aはプレイヤーが1でも11でも選べます。
1枚ずつ各プレイヤーの手札が3枚になるように配り。次のカードを表にします。これをデックカード(Deck Card)と呼びます。これがジャックならばディーラーは4点を得ます。
デックカードのスートが切札になります。
各プレイヤーは手札から1枚を裏向きに相手に渡して交換します。交換しないこともできるが、拒否したプレイヤーの相手は1点を得ます。
渡したカードがジャックか2だった場合には2点(切札なら4点)を得ます。これができるのにしなかった場合には、あとで相手が同じ点数を得ます。
クリベッジと同様にプレイします。
プレイ中の点数はシークエンスとポイントだけです。
3枚以上のシークエンスをプレイしたときには1枚につき1点を得ます。
累計で15、25、31ちょうどの点数のカードを出したプレイヤーは、出たカードの枚数だけの点数を得ます。
ゴーの点数は1点。これは31ちょうどの点数の場合でも得ることができます。
手札の3枚とデックカードの4枚で、クリベッジと同様に手役を作ります。クリベッジと同じように、1枚でも組み合わせが変われば、それも得点できます(ただしペアプライアルがあるとペアの得点はありません。ダブルプライアルがあるとペアやペアブライアルの得点はありません)。
ポイント | 15点、25点、31点(ヒッター)になる組み合わせ。1枚につき1点。 |
切札のジャックや2 | 4点 |
他のジャックや2 | 2点 |
ペア | 2点 |
プライアル(スリーカード) | 9点 |
ダブル・プライアル(フォーカード) | 18点 |
同じ色3枚 | 2点 |
同じスート3枚 | 3点 |
同じ色4枚、2枚ずつ同スート | 4点 |
同じ色4枚、3枚が同スート | 5点 |
同じスート4枚(コストリーカラー) | 6点 |
先に121点に達したほうの勝ちです。