トップに戻る

エピデミック(Epidemic)

2024/9/7 赤桐

Frorent Barraco氏の作ったトリックテイキングゲームです。 エピデミックとは伝染病のことです。 ルールはPagat.comに拠ります。


プレイヤー

4人(他の人数でもプレイ可能)

カード

普通の52枚のトランプを使用します。ジョーカーは使いません。

スートのカードの強さの順位は強いものから順に次のようになります。

10

4人以外の人数でプレイするときは、カードを配り切った時に各プレイヤーの手札の数が同じになるように、のカードなどを減らせば良いでしょう。

トークン

プレイ中の罰点を示すトークン(特定の色のポーカーチップなど)を必要数(最大8枚)用意します。 これを患者トークンと呼ぶことにします。

そのほかに、得失点用のトークン(ポーカーチップなど)を各プレイヤーに同額配ります。 あるいは、スコアシートに記入してもかまいません。

ディール

最初のディーラーは任意の方法で決めます。次回からは、ディーラーは時計回りに交代します。

ディーラーはシャッフルしてから、右隣のプレイヤーがカットします。

ディーラーは、左隣のプレイヤーから時計回りに、1枚ずつカードを配り、全部のカードを配り切ります。

最初の患者

スペードを配られたプレイヤーは、最初の患者となります。 そのプレイヤーは1枚の患者トークンを受取り、自分の前に置きます。

そのプレイヤーが最初のリードを行ってトリックテイキングゲームのプレイを行います。

プレイ

プレイは普通のトリックテイキングゲームのルールに従います。 このゲームには切札はありません。

  1. リードされたスートのカードがあれば、そのスートを出します。
  2. なければ、どのカードを出してもかまいません。
  3. リードされたスートの最も強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
  4. 勝ったプレイヤーが次のリードを行ないます。

ウィルスカード

最初は4枚ののカードがウィルスカードになります。

取ったトリックにウィルスカードが含まれていたら、そのカードの数だけ患者トークンを取り自分の前に置きます。 取ったウィルスカードは表向きにしておきます。 また、自分以外で、ウィルスカードを出したプレイヤーが患者トークンを持っていた場合、その患者トークンもすべて貰います。

のカードが全部プレイされたら、全員がのカードを何枚持っているかを宣言し、誰かが1枚でも持っていたら、がウィルスカードになります。 誰も持っていなければ、10の順に調べ、誰かが持っているカードがウィルスカードになります。

このようなウィルスカードの変更は、1回だけ行います。

プレイ後の清算

プレイが終了すると、患者トークンを持っている各プレイヤーが、患者トークンを持っていない各プレイヤーに、患者トークンの数だけの得失点用のトークンを支払います。 (あるいはスコアシートでプラスマイナスを記入します。)

全員が患者トークンを持っていたら、引き分けとなり、支払いはありません。


2024年9月7日になかよし村でプレイしました。

ハート系統のゲームとして、普通に面白く遊べました。 罰点を他のプレイヤーに押し付けることができるのが良いです。