2025/4/5 赤桐
アメリカン・カナスタは以前にも紹介したことがありますが、今回はより細かい記述のある書物を元にしたものを紹介したいと思います。 Sue & Alan Silberstein氏とJennifer Jackson-Strage氏の著書“Ultimate Guide to Modern Canasta”です。 著者たちはCanasta League of Americaという組織を作ったり、インターネット上のプレイシステムを作ったりして、活動しているようです。
他にも、Gregg SWain氏とToby Salk氏の著書“Moder American Canasta The Complete Guide”も参考にしました。
以前のアメリカン・カナスタの記述はここです。
2人、3人、4人、6人。
まず4人ゲームを説明します。向かい合った2人がパートナーになります。
52枚の通常のカードに2枚のジョーカーを加えた54枚のカードを2組、混ぜ合わせて使用します。
カードの点数は以下のようになります。 カードの組み合わせをうまく作ってテーブルに出せば、そのカードの点数が得点になります。 また、ゲーム終了時に手札に残ったカードの点数はマイナス点(罰点)になります。
カード | 点数 |
---|---|
ジョーカー | 50点 |
2 | 20点 |
A | 20点 |
K、Q、J、10、9、8 | 10点 |
7、6、5、4 | 5点 |
3のランクのカードにはカードの点数はありませんが、特別な点数がつきます。
ジョーカーと2のカード全部はワイルドカード(代札)になります。ワイルドカードは、他のカードの代わりとして使うことができます。
ワイルドカードでないカードを、ナチュラルカードと呼びます。
メルドというのは、得点を得るために、カードの特定の組み合わせをテーブル上に見えるように出すことです。
アメリカン・カナスタでは、同じランクのカードが3枚〜7枚あれば、それをメルドすることができます。
メルドには1枚か2枚のワイルドカードを入れることができます。
ワイルドカードだけのメルドを作ることもできます。 2またはジョーカーの3枚〜7枚のセットです。
1つのメルドのカードは重ねて置きますが、インデックスが見えるように、ずらしておきます。縦にずらすことが多いようです。 チーム(パートナー2人)のメルドは区別する必要はなく、同じ所に置きます。
自分のチームのメルドに、カードを付け加えることもできます。 これをレイオフと呼びます。 もちろん、付け加えてもメルドの条件を満たしていなければなりません。
←
7枚のカードからなるメルドのことをカナスタと呼びます。カナスタには特別な得点がつきます。
ワイルドカードを含むものをミックスドカナスタ、含まないものをナチュラルカナスタと呼びます。ワイルドカードだけでできたカナスタは、ワイルドカナスタと呼びます。
カナスタは、普通のメルドと異なり、一番上のカードだけが見えるように重ねて置きます。ナチュラルカナスタとミックスドカナスタを区別するため、 ナチュラルカナスタの一番上のカードには赤のカードを、ミックスドカナスタの一番上のカードには黒のカードを置きます。
3のカードは1枚でもメルドと同様に表向きにテーブルに出しますが、その分、山札からカードを補充します。 テーブルの3はチームが作ったカナスタの数により、得点または罰点(マイナス点)になります。 出さないで手札に残った3は必ず罰点になります。
3の使用方法については、後で詳しく説明します。
最初のディーラーは任意のやり方で決めます。 次のディールからは、時計回りにディーラーが交代します。
ディーラーは、右隣のプレイヤーにカットしてもらったあと、左隣のプレイヤーから時計回りに、1枚ずつ、各プレイヤーの手札が13枚になるよう配ります。
残りのカードは山札としてテーブル中央に置きます。 山札の横は捨て札を置く場所となりますが、最初は1枚も捨て札はありません。
山札の下から9枚目のカードは横にしておきます(他のカードと直角にして同じ場所に戻します)。 このカードをターンカード(Turn Card)と呼びます。 これは、山札がもうすぐなくなるという目印になりますが、通常の山札と同じようにドローすることができます。
なお、ターンカードを作るのはディーラーの右隣のプレイヤーの役目です。 (通常、ディーラーはカットされたカードのうちカット後に上になる束を持ってディールを行い、右隣のプレイヤーは下になる束でターンカードを作ります。)
ディーラーの左隣のプレイヤーから順に、時計回りにプレイを行います。
各プレイヤーは、自分の最初の番のとき、手札に3のカードがあれば、そのカードをメルドと同じように全部テーブルに表向きに置き、同じ枚数のカードを山札からドローします。 ドローしたカードに3が含まれていたら、同じことを繰り返します。(ただし、後述するスペシャルハンドを作る目的で、3を手札に残しておくこともできます。)
そのあと通常のプレイを行います。
各プレイヤーは、自分の番の時に、次のようなプレイを行います。
1.山札の一番上のカード1枚を取る(ドロー)、または捨て札の山の全部を手に取る。
2.メルドやレイオフを行う。あるいは、しなくてもよい。
3.手札から1枚のカードを捨てる。
ドローは、山札の一番上のカードを、手札に加えることです。
もしそのカードが3だったら、そのカードを表向きにしてテーブルに出し、再びドローします。(手札に残しておいてもかまいませんが後で捨てることはできません。)
捨て札を取る場合には、一番上のカードだけでなく、捨て札の山の全部のカードを取らなければなりません。
捨て札を取るためには、捨て札の一番上のカードと手札のナチュラルな同じランクの2枚のカードで、直ちにメルドを作らなければなりません。 一番上のカードがワイルドカードであるときは、手札のワイルドカード2枚とでワイルドカードのメルドを作って捨て札を取ることもできます。 ただし、相手または自分のチームがカナスタを作っているランクのカード(デッドカード=Dead Card)が一番上のときは、捨て札を取ることはできません。
すでに3枚〜4枚のメルドをしているランクのカードでも、手札に2枚そのランクのカードがあり、山札の一番上のカードがそのランクのカードならば、捨て札を取ることができます。 手札の2枚と捨て札の一番上のカードは直ちにメルドのカードに付け加えられます。 ただし、5枚以上のメルドの場合には、このようにしようとするとメルドの枚数が7枚を越えてしまうので、捨て札を取ることはできません。
捨て札を取った後なら、その同じ番にでも、捨て札の山の中にあったカードを使って自由にメルドを作ったりレイオフすることもできます。
一度にいくつメルドをしても、レイオフしてもかまいません。
メルドにはカードの制限があります。レイオフを行う際にも、その制限を破るようなレイオフはできません。
メルドとレイオフの制限は、既に述べたことも含め、つぎのようになります:
あるチームが最初のメルドを作るときには、そのメルドのカードの点数の合計は次の必要点数以上でなければなりません。 2つ以上のメルドを同時に作って、その合計が次の必要点数以上でもかまいません。 (ここで述べているのは各個人の最初のメルドではなく、チームとしての最初のメルドです)。
なお、3をテーブルに出すのはメルドではないので、最初のメルドかどうかには関係しません。
今までのディールで得ている得点 | 必要点数 |
---|---|
3000点未満 | 125点 |
3000点〜4995点 | 155点 |
5000点以上 | 180点 |
最初のメルドにはさらに次の制限があります。もちろん、通常のメルドの制限も受けます:
捨て札から取ってメルドを作るのと、最初のメルドを同時に行うこともできます。 次の制限があります。
最初のメルドを行ったプレイヤーは、まだ相手チームが最初のメルドを行っていなければ、プレイで捨て札を行ったあとに、山札から4枚のカードをドローすることができます(ドローしなければなりません)。 もう1つのチームが最初のメルドを行ったときも、山札からカードをドローしますが、3枚だけです。 このようにドローするカードをタロン(Talon)のカードと呼びます。
ただし、捨て札を取って最初のメルドをおこなったときは、そのチームはタロンを取ることはできません。
ドローしているうちに、ターンカード(下から9番目のカード)をドローしてしまったら、まだ4枚または3枚ドローしていなくても、ドローはそれで終わります。 最初のメルドの前にターンカードがドローされていたら、1枚もドローすることはできません。
タロンをドローすると、そのプレイヤーの番は終わります。 その時メルドしたりすることはできません。 タロンのカードに3が含まれていたら、次回の番のときにそれをテーブルに出し、山札からカードをドロー(補充)します。 (次の自分の番の前にプレイが終了したら、手札の3のカードは1枚100点のマイナス点になります。 理論的には次の自分の番を始めたとき山札のカードが残っていないことがあり得ますが、その場合は3はテーブルに出すことができるが補充はできないのではないかと思われます)。
捨て札は山札のそばに表向きに行います。下のカードが見えないように重ねます。これを捨て札の山と呼びます。捨て札の山の下のカードを見ることは禁止されています。
次の制限があります。
メルドを作ったりレイオフをしたあと捨て札をして手の内のカードがなくなれば上がりになり、そのディールは終了します。 捨て札をしないで上がることはできません。 上りのときには3以外のどのカードでも捨て札できます。 上りのときの捨て札は裏向きに置きます。
上がるためには次の条件があります:
なお、上がろうとするプレイヤーは、自分の番のとき、上がってもよいかどうかを自分のパートナーに訊ねてもかまいません。 パートナーは、これに対して、「はい」か「いいえ」で答えます。このように訊ねた場合には、その返事に従わなければなりません。 パートナーに訊ねずに上がることもできます。 尋ねるのは、ドローのあと、メルドやレイオフを始める前でなければなりません。
このように尋ねることは、各プレイヤーが、1ディールにつき1回だけ行うことができます。 間違って2回目を尋ねたら、必ず上がらなければなりません。
誰も上がらずに山札がなくなったときには、その次のプレイヤーは、可能であれば捨て札の山を取ってメルドを作ることができます。 捨て札を取らなければプレイは終了となります。 捨て札をとることができる場合でも、取らないでプレイを終了させてもかまいません。
捨て札を取ったプレイヤーが上がらずに捨て札した場合には、次のプレイヤーは同じように行動します。
最後の山札をドローしたとき、そのカードが3であれば、プレイは直ちに終了します。 そのプレイヤーはそれ以上プレイをすることができません。
ドローした3はテーブルに出すことができず手札に入りますが、通常の100点のマイナス点でなく5点のマイナス点になります。 (そのプレイヤーが他に3を手札に持っていたら、それは各100点のマイナス点です。)
山札から1枚カードをドローしたときに手札が14枚で特定の組み合わせになっているときには、それをスペシャルハンドを宣言して公開し、上がることができます。
スペシャルハンドの制限はつぎのようになります:
スペシャルハンドには次の種類があります。
A、2、3、4、5、6、7、8、9、10、J、Q、K、ジョーカーの各カードが1枚ずつ手札にある場合です。スートは関係ありません。
各ランクのカードが2枚ずつ手札にある場合です。ワイルドカードが含まれていてはいけません。スートは関係ありません。 ペアはすべて異なるランクでなければなりません。
ペアと同様ですが、2だけまたはジョーカーだけのワイルドカードのペア(2-2またはJo-Jo)を、1組だけ、含まなければなりません。 また、Aのペアと7のペアも含まなければなりません。
なお、これ以降、2だけまたはジョーカーだけのことを「同種の」ワイルドカードと呼ぶことにします。
ペアと同様ですが、2が2枚のペアとジョーカー2枚のペアを、それぞれ1組、含まなければなりません。 Aのペアと7のペアも含まなければなりません。
4枚の同じランクのカード1セット、3枚の同じランクのカード2セット、2枚の同じランクのカード2セットから構成されます。 同じランクのカードのなかに同種のワイルドカードがあってもかまいません。 各セットはすべて異なるランクでなければなりません(同種のワイルドカードは1セットだけですが、2のセットとジョーカーのセットがあってもかまいません)。
<4-3-3-2-2>と表します。
5枚の同じランクのカード1セット、4枚の同じランクのカード1セット、3枚の同じランクのカード1セット、2枚の同じランクのカード1セットから構成されます。 同じランクのカードのなかに同種のワイルドカードがあってもかまいません。 各セットはすべて異なるランクでなければなりません(同種のワイルドカードは1セットだけですが、2のセットとジョーカーのセットがあってもかまいません)。
<5-4-3-2>と表します。
4枚の同じランクのカードが2セットと、3枚の同じランクのカードが2セットです。 ワイルドカードを含んではいけません・
<4-4-3-3-ワイルドなし>と表します。
3枚の同じランクのカードが4セットと、2枚の同種のワイルドカードです。 3枚の同ランクのカードにはワイルドカードを含んではいけません。
<3-3-3-3+2>と表します。
4枚の同じランクのカードが3セットと、2枚の同種のワイルドカードです。 4枚の同ランクのカードにはワイルドカードを含んではいけません。
<4-4-4+2>と表します。
5枚の同じランクのカードが2セットと、4枚の同種のワイルドカードです。 5枚の同ランクのカードにはワイルドカードを含んではいけません。
<5-5+4>と表します。
5枚の同じランクのカードが1セットと、4枚の同じランクのカードが1セットと、5枚のワイルドカードです(2とジョーカーが混ざってかまいません)。 5枚のワイルドカードのセット以外は、ワイルドカードであってはいけません。
<5-4+5>と表します。
プレイが終わった後、次のように得点を計算して合計します。 得点はベースとカウントという2つのカテゴリーに分かれますが、最終得点はその合計です。
ベースは次の得点の合計です。 罰点はマイナスします。
上がったチームが100点を得ます。
各チームがテーブルに出した3のカードは色ごとにまとめで数えます。 (ハートとダイアモンドの合計枚数と、スペードとクラブの合計枚数を数えるということです。)
各色の枚数につき次の点数になります。
枚数 | 点数 |
---|---|
0枚 | 0点 |
1枚 | 100点 |
2枚 | 300点 |
3枚 | 500点 |
4枚 | 1000点 |
カナスタを2組以上作っていた時は、この点数が得点になります。 カナスタを1組も作っていないときは、この点数が罰点(マイナス点)となります。 カナスタを1組だけ作っていた時は、この得失点はありません。
チームで作成したカナスタの得点です。点数は次のようになります。
カナスタの種類 | 得点 |
---|---|
ミックスドカナスタ | 300点 |
ナチュラルカナスタ(A,7以外) | 500点 |
Aのナチュラルカナスタ | 2500点 |
7のナチュラルカナスタ | 2500点 |
全カードが2のワイルド・カナスタ | 3000点 |
ジョーカーを4枚含むワイルド・カナスタ | 2500点 |
上記以外のワイルドカナスタ | 2000点 |
ナチュラルなAや7のメルドやワイルドカードだけのメルドがカナスタになっていないときは、次の罰点があります。
メルドの種類 | 罰点 |
---|---|
ナチュラルなAのメルド | 2500点 |
(ナチュラルな)7のメルド | 2500点 |
ワイルドカードだけのメルド | 2000点 |
カウントは次の得点の合計です。 罰点はマイナスします。
各プレイヤーの手札に次のカードがあれば、罰点となります
種類 | 罰点 |
---|---|
Aが3枚以上 | 1500点 |
7が3枚以上 | 1500点 |
山札の最後のカードとしてドローした3 | 5点 |
上記以外の3 | 1枚につき100点 |
メルドを構成しているカードの点数が合計されて得点になります。 (上記の罰点のあるメルドでも、カードの点数はプラス点になります。)
ただし、カナスタを1組も作っていないチームは、この点数がマイナス点になります。
プレイ終了時に手札にあるカードそれぞれについて、そのカードの点数が罰点になります。 (3については既に説明した罰点だけになります。)
手札についての罰点は上がったチームのパートナーについても計算します。
スペシャルハンドで上がったチームは通常の得点計算を行いません。次の点数だけがそのチームの得点となります。(上がりのボーナスもつきません)。
スペシャルハンドの種類 | 得点 |
---|---|
ストレート | 3000点 |
ペア | 2500点 |
ワイルド・ペア | 2000点 |
マイアミ・ペア | 2500点 |
郵便番号<4-3-3-2-2> | 2500点 |
ブラスト・オフ<5-4-3-2> | 3000点 |
ガーベッジ<4-4-3-3-ワイルドなし> | 3000点 |
トリプル<3-3-3-3+2> | 3500点 |
クアド<4-4-4+2> | 3500点 |
ドリームハンド・プラス4<5-5+4> | 8500点 |
ドリームハンド・プラス5<5-4+5> | 8500点 |
相手チームは通常通り得点計算します。
プレイ終了後の得点計算で、累計点が8500点に到達したチームがあればゲーム終了となります。もちろん点数の多い方が勝者となります。同点ならば、引き分けです。
勝者に特にボーナスはなく、精算は点数差で行います。
相手がAや7のナチュラルカナスタを作るのを阻止するためのシグナルです。事前の承諾なしでも使うシグナルです。
Aや7を捨て札して、捨て札後の手札に2枚以上のAまたは7を持っていることをパートナーに示します。
2枚のAや7を持っているプレイヤーはそれを持ち続けて、相手がそのランクのナチュラルカナスタを作れないようにします。 そうしておけば、そのプレイヤーのパートナーは自由にそのランクを捨て札することができます。
上記の場合でないのに、Aや7を捨て札して、パートナーにシグナルと誤解させるようなプレイはしてはいけません。 そのために必要なら手札のペアになっているカードなどを捨てなければならない事もあります。 ただし、次の場合にはシグナルにならないので捨てることができます。
これはワイルドカードのカナスタを作るためのシグナルです。 これを使用するかどうかは、予め打合せしておかなければなりません。
ワイルドカードカナスタを作るためには、早い段階で、手札に5枚のワイルドカードが必要だという考えを基本にしています。
シグナルは、最初の1巡でしか行われません(2巡目の最初に応答することはあります)。 パートナー2人で5枚以上のワイルドカードを持っているかどうかを知るのが目的です。
パートナーのうち最初のプレイヤーは、最初の番で10点のカードを捨て札したとき、3枚以上のワイルドカードを持っていることになります。 この10点のカードをポジティブカード(Positive Card)と呼びます。 5点のカードを捨て札したときは、2枚以下のワイルドカードを持っていることになります。 この5点のカードはネガティブカード(Negative Card)と呼びます。
パートナーのうち2番目のプレイヤーは、パートナーがポジティブカードを捨て札したとき、2枚以上のワイルドカードを持っていれば、ポジティブカードを出して2人で5枚以上のワイルドカードを持っていることを示します。 そうでなければネガティブカードを出します。 パートナーがネガティブカードを捨て札したときは、3枚以上でポジティブカードを出し、2枚以下でネガティブカードを出します。
ネガティブカード⇒ポジティブカードと続いたときは、最初のプレイヤーは2枚以上でポジティブカードを出して2人で5枚以上であることを示し、1枚以下だとネガティブカードを出します。
ネガティブカードを出すとき必要なら7を出してもかまいません。 ペアになっているカードも必要ならシグナルのために捨て札します。 ただし、どうしてもシグナルを出せないこともあります。
4人ゲームと同じルールになります。 ただし、ターンカードは底から5枚目です。
ドローは2枚です。ただし、ターンカードに到達したら1枚になります。 スペシャルハンドはありません
タロンは、最初のプレイヤー:4枚、2番目のプレイヤーは:3枚、3番目のプレイヤー:2枚です。
捨て札の山を誰かが最初に取ると、他の2人のプレイヤーはパートナーになります。
誰も捨て札の山を取らないでプレイが終了したら、各プレイヤーは別々に得点をつけます。
最初のメルドの必要点数は次のようになります。
今までのディールで得ている得点 | 必要点数 |
---|---|
4000点未満 | 125点 |
4000点〜6995点 | 155点 |
7000点以上 | 180点 |
3の点数は、各色の枚数につき次の点数になります。
枚数 | 点数 |
---|---|
1枚 | 100点 |
2枚 | 200点 |
3枚 | 300点 |
4枚 | 500点 |
5枚 | 1000点 |
6枚 | 1500点 |
本文と次のような違いがあります。
スペシャルハンドです。本文のものと同じものは「同じ」としています。
2025年4月5日、なかよし村でプレイしました。
ルールがとても煩雑でプレイ時間が長いという欠点はありますが、それを補うほど面白いゲームです。
罰点を防いだり、罰点になるかもしれないメルドを作って大量得点を狙ったり、スリリングな攻防があります。 スペシャルハンドも結構狙うことはできます(成功はかなり難しいですが)。 ただ、特に累計点が大きいとき、最初のメルドを作るのは本当に大変です。
なお、Aや7を誰もメルドしていないとき、Aや7を捨て札するのは安全なことが多いですが、捨て札の山の中にAか7が4枚あるときに5枚目を捨て札するのはとても危険です。手の中に同じランクのカードが2枚あると、捨て札の山を取ってナチュラルカナスタを作ることができるためです。