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オープン・ホイスト(Open Whist)

2012/7/7 赤桐

Sid Sackson氏が作って1985年3月に"GAMES magazine"誌に発表したゲームです。

ルールはhttp://web.archive.org/web/20061229101119/http://raeside.home.mchsi.com/files/open%20whist.pdfによります。

普通のホイストのルールを少し変えたゲームです。


普通のホイストのルール

プレイヤー

4人。向かい合った2人がパートナーになります。

 カード

通常の52枚のカードを使用します。

ディール

最初のディーラー任意の方法で決めます。次回からは時計回りの順に交替します。

ディーラーは左隣のプレイヤーから時計回りに1枚ずつ全部のカードを配ります。最後にディーラーに配ったカードは表向きにします。このカードのスートが切札になります。各プレイヤーの手札は13枚になります。

プレイ

ディーラーの左隣のプレイヤーが最初のリードを行い、通常のトリックテイキングゲームのルールに従って時計回りにプレイします。つまり:

  1. リードされたスートのカードがあれば、そのスートを出します。
  2. なければ、どのカードを出してもかまいません。
  3. 切札が出ていない場合は、リードされたスートの最も強いカードを出したプレイヤーが勝ちます(トリックを取ります)。
  4. 切札が出ている場合は、最も強い切札を出したプレイヤーが勝ちます。
  5. 勝ったプレイヤーが次のリードを行ないます。

得点

各チームは、6トリックを超えた1トリックにつき1点を得点します。

累計点が7点になったチームが勝ちます。

オープン・ホイスト 4人ゲーム

カードが配られた後、各プレイヤーは手札を、1枚、2枚、3枚、4枚、3枚の5つの列に分け、それぞれのカードを表向きに、ずらして置きます(ブリッジのダミーのように置きます)。これらのカードは配られた順に置かなければなりません。

プレイすることができるのは、各列の一番上のカードだけです。

オープン・ホイスト 3人ゲーム

カードは17枚ずつ配られます。残りの1枚は表向きにされて切札決めのカードとなりますが、プレイには使用しません。

1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、2枚の列を作ります。

個人戦になります。5トリックを超えた1トリックにつき1点を得点します。誰かの累計点が7点以上になったら、最も累計点の多いプレイヤーが勝ちます。同点の時は、さらにディールを続けます。

オープン・ホイスト 2人ゲーム

4人分のカードを配ります。自分とパートナーの分のカードをプレイすることになります。

オープン・ブリッジ

コントラクト・ブリッジで同様のことを行うこともできます。カードを表向きに並べたあと、ビッドを行います。


2012年7月7日、なかよし村でプレイしましたが、私自身はプレイできませんでした。

プレイした人に聞いてみたところ、面白いという人と、あまり良くないという人がいました。

ただ、このとき、誤解したルールを紹介してしまっていました。カードを並べるとき、プレイヤーが全く自由にカードを置くことができるとして、プレイしました。