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プット(Put)

2010/11/6 赤桐

 イギリスで16世紀ごろから19世紀ごろまでプレイされていたゲームです。

 いろいろなルールがあるようですが、Jhon McLeod氏のホームページの19世紀ルールが最も明確だったので、それに従いました。


人数

 2人。

カード

 普通の52枚のトランプを使用します。

 各スートの強さは、強いものから10です。

ディール

 ドローして上記の順で強いカードを引いたプレイヤーがディーラーになります。同じランクなら引き直しです。次回からは順番に交代します。

 ディーラーは、相手側から配り始め、各プレイヤーに1枚ずつ3枚のカードを配ります。 

プレイ

 トリックテイキングゲームの1種ですが、フォローの義務はありません。

 ディーラーでないプレイヤー(ノンディーラーと呼びます)が最初のリードを行います。もう1人のプレイヤーはどのカードを出してもかまいません。出されたカードの中で、スートは無関係に、最も強いカードを出したプレイヤーがトリックに勝ちます。

 最も強いカードが同じ強さだった場合には引き分けになります。引き分けのときは、次のトリックは前回リードしたプレイヤーがまたリードします。

 こうして3トリックを全部プレイした場合、勝ったトリックの多いプレイヤーが勝ちます。勝ち数が同数の場合は引き分けです。勝ったプレイヤーは5点を得点します。

プット(put)

 プットとは、相手に降伏を勧告するような宣言です。降伏すれば、プレイを行わないで1点を相手に与えます。プットの宣言がない場合でも降伏することはできます。これらは、次のように行います。

 1.ノンディーラーは、カードが配られてから、最初のリードの前に次のいずれかを選択します。

2.最初のリードが行われたら、ディーラーはプレイの前の次のどれかを選択します。

3.2回目のリードの前に、1回目の勝敗に関わりなく、ノンディーラーは次のどれかを必ず選択します。

ゲーム

 5点を先に取ったほうが勝ちになります。したがって、プレイを最後まで行って引分けでなかった場合には、それだけでゲームが決まります。


 2010年11月6日に、なかよし村でプレイしました。

 予想以上に面白いゲームでした。今はプレイされていないとはいえ、かっては盛んにプレイされていたゲームだけのことはあります。

 得点は一見普通の得点システムのように見えますが、全く違います。5点でゲームになるというのは、プレイを最後まで行うということに対して、各プレイヤーが4回まで猶予が認められているということです。

 最大9回のディール(各プレイヤー4点得点後最後のディールを行った場合)のうちで、必ず1回は最後までプレイを行います。なぜなら、4点失点しているプレイヤーが降伏する必要はないからです。このゲームは、この9回のうちで、いつプレイを最後まで行うかというのが焦点になります。失点の少ない(相手の得点が少ない)プレイヤーは、その時期の選択に幅が大きくなり有利ですが、いつかは勝負(最後までのプレイ)を行わなければなりません。