2004/5/1 赤桐
Elliot Grant.氏が作ったゲームです。ブリッジプレイヤーが3人iいたときに楽しめるような、スカートよりももっと洗練されたゲームという目的で作られたようです。
ルールは http://www.pagat.com/ の Invented Games のページから、archive copy として得ました(http://web.archive.org/web/20010208181046/http://patriot.net/~grant/cards/whiskey.html)。
3人。
普通の52枚のトランプを使います。
各スートのカードの強さの順位は(強)A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2(弱)です。
ディーラーは各プレイヤーとダミーハンドに1枚ずつ13枚のカードを配ります。ダミーハンドのカードは配られた後に2枚を表向きにします。
ディーラーの左隣から時計回りの順でビッドを行います。ビッドは自分がプレイで勝つつもりのトリック数または負けるつもりのトリック数です。パスをしてもかまいません。一度パスをしても、またビッドをすることもできます。
ビッドするときには今までよりも大きい数字をビッドしなければなりません。
自分の番のときに、今までの最後のビッドに対してダブルをかけることができます。ダブルのあと、普通のビッドがあるとそのダブルは無効になります。
自分のビッドに対してダブルがかけられ、そのダブルが有効な状態で自分の番になったら、リダブルをかけることができます。
ビッド、ダブル、リダブルのいずれかがあってから、2人続けてパスがあると、最後にビッドしたプレイヤーがデクレアラーになります。
なお、各プレイヤーのビッドの番が終わるごとに(つまり、ビッド、パス、ダブル、リダブルのどれかをするごとに)、ダミーハンドのカードは1枚ずつ表向きにされます。
ダミーハンドが2人のディフェンダー(デクレアラー以外のプレイヤーのこと)の間に置かれ、全部のカードが表向きにされます。
その後、デクレアラーは切札のスートを決めます。ノートランプ(切札なし)にしてもかまいません。また、ビッドした数のトリックを勝つつもりか負けるつもりかを宣言します。
デクレアラーの左隣のプレイヤーが最初のリードを行います。
プレイのルールはコントラクトブリッジやスカートと同じで、通常のトリックテイキングゲームのルールに従ってプレイします。つまり:
ダミーハンドはデクレアラーによってプレイされます。ダミーで勝ったトリックはデクレアラーが勝ったことになります(次のリードはダミーハンドからです)。
プレイが終わると、次のようにデクレアラーにプラスまたはマイナスの点がつきます。
ダブルが掛かっていた場合には、この点数が2倍になります。リダブルの場合には4倍になります。
なかよし村で2004/5/1にプレイしました。悪くはないけれど、インパクトのないゲームと言う印象です。